バングラディッシュ、卵と鶏肉は自給達成

養鶏業界リーダーや研究者は、バングラデシュは卵や鶏肉生産で自給を達成しており、現在の需要に対して十分なタンパク質を供給できると発表した。 

彼らはまたタンパク質ベースの商品需要が急速に増加している国として、インドやパキスタン、マレーシア、インドネシア、中東をあげ、輸出市場として可能性があると認定した。

「現在業界は1400トンの既存の需要に対し、1500トンの鶏肉を生産している」と、政策対話センター(CPD)リサーチディレクターは述べている。 

彼は円卓会議スタイルの‘養鶏業界協同組合’で基調論文を発表した。 

バングラデシュ家禽産業調整委員会(BPICC)はナショナル・プレスクラブでの議論を組織した。 

BPICC議長が議論を主宰。Boishakhiテレビ編集長兼最高経営責任者(CEO)が講演し、ダッカトリビューン編集部、共同編集者と、業界代表者がパネルディスカッションに参加した。

卵生産者協会(EPA)の統計を引用したCPDの研究者は、業界は毎日タマゴ1500万個の需要に対し、1600万個近くを生産していると述べた。 

地方の農場は毎週鶏肉900万羽の需要に対し、1000万羽を生産し。その結果、鶏肉生産は相当過剰になっている。

CPDの研究者は、1990年代に150億Tkだった養鶏部門の総投資額はおおよそ20パーセントずつ成長し、2500億Tkに上る。これは国内の既製服(RMG)業界に次ぐ規模の雇用を提供していると述べた。

この部門は600万人の雇用を提供し、これは国内総支出(GDE)のほぼ1パーセントにあたる。一方牛肉部門はほぼ1.5パーセント寄与している。

しかしこの業界のフローは何年にも渡って深まっていかない。むしろ政治的混乱や様々な病気を含む厳しい時代に直面している。

業界は毎日の消費の増加率を考慮し、より良いビジネスの展開を注意深く見守ってきた。英国のビジネスデータを参照すると、CPDの研究者は、発展途上国の肉消費量は過去5年間で2600万トンからほぼ7000万トンへ増加したと述べた。 

ラーマン氏は、健康志向へ貢献している潜在的部門なのに政府からのサポートが不足していると認めた。「我々は、政府から必要なサポートを得ることはない」と彼は付け加えた。 

彼はまた、生産者がシャットダウンのような政治危機の間の損失を減らすため、売れ残り品を保管する低温貯蔵施設を要求した。 

世界保健機関(WHO)や食糧農業機関(FAO)によると、バングラデシュ人の肉の個人消費量は、一人あたり必要な年間43.8キロに対し、15.23キロだという。