32%の女性は一日100Tk未満

開発組織ステップス・トワーズ・デベロップメント(STD)による最近の調査によると、バングラデシュの女性労働者の32パーセントは、一日あたり100Tk未満の賃金しか得ていないという。

また女性労働者の61パーセントは、一日100~200Tkの賃金だという。 

ワールド・ビジョンとSTDが共同で行っている「女性の公正な賃金」という調査研究によると、一方で56パーセントの男性労働者は一日200~400Tkの賃金を得ているという。

首都のCIRDAP講堂で日曜日に開始された報告会は、6管区にまたがる8県8郡の83人の女性起業家、68人の女性労働者、51人の男性労働者へのインタビューに基づいて行われた。 

始まりの議論で、女性と子ども担当大臣は、女性の公正な賃金のため家父長的な考え方は改めなければならないと述べた。 

「たくさんの仕事をしても女性というだけで十分な賃金を得られない。意識を高くし、誰もが役割に応じて公正な賃金を得られるよう、行動しなければならない」人権活動家で旧暫定政府顧問のサルタナ・カマルは述べた。 

研究では、生活費や貧困の上昇によって、働く女性がますます増えていることが指摘されている。
 
しかし彼女たちはしばしば、家父長制や既存の社会構造差別に直面している。 

それは貧弱な市場調査や輸送、市場情報や保証の不足というだけではなく、バングラデシュの女性起業家が直面する家族から妨害という主要問題と同根だ。