旅行がむちゃくちゃに~不適格な古いバスは故障する。高速道路に乗客を残して~

◆ダッカ-アリチャ高速道路を走る不適格な古いバスは、しばしば途中で故障し帰る人たちに苦しみを与える。

直近の二日間で特派員は、女性や子どもを含む乗客が二時間も代替バスを待って高速道路にたたずむ姿を目撃した。

ファリドプール行きバスは、金曜日の午前8時45分ダッカのGabtoliを出発した。が、二時間半後、Manikganj県下Ghior郡でエンジントラブルのため止まってしまった。

乗客は代替バスに乗るため、二時間待たなければならなかった。 
 
「Eid-ul-Fitr(ラマダン終了の祝い)前、子どもの学校が休みなので、私は家族と一緒にファリドプールへ帰ろうとバスに乗りました。バスは30分遅れで出発しました。そして二時間半後、故障しました」と、ナラヤンガンジの住人は述べた。

バスの他の乗客もまた、苦しい体験を語った。 

数人の子供たちは泣いていた。
近くには食料品店もトイレもない。 

苦しんだ乗客は、途中で故障する車を走らせないよう関係当局に促した。 

バスの所有者は、Eid前、高速道路を乗客輸送するバスが新しく見えるよう、修理工場へ送っていると主張する。

特派員は、UchutiaとBhatbaurの2つの修理工場で、不適格や古いバスを忙しく修理する整備士を見つけた。

「我々はバスを新しくするため、10年落ちの不適格バスを引き受けた。5,6日後、所有者にバスを引き渡した」と、修理工場の整備士は言った。 

古いバスを塗装して新しく見せる整備士は、毎年Eid前はかなりの仕事を請けおうと言う。

「毎年Eid前、古くて不適格な車両がいろんな県から高速道路をやって来る。当局は不適格バスを走れないようにしたほうがいい」とManikganj県道路交通労働組合の会長は言う。

警視はパトロールチームが問題を調べると発表した。