2021年まで貧困は半減する:財務大臣

アブル・マール・アブドゥル・ムヒト財務大臣は、2021年度まで貧困が半減すると予測している。

財務大臣は日曜日、「貧困削減と社会発展:マイクロクレジットの役割」に関する全国セミナーの講演で、深刻な貧困はバングラデシュでは避けて通れないと述べた。 

「貧困は長く続かないだろう。だから私は貧困削減について話したくはない。貧困撲滅について話す。これからは老人や身体障がい者のような一部の不利な人々だけに、社会保証が必要となるだろう」財務大臣は自信を持って言う。

「現在人口の26%が貧困状態にある。2021年までそれを14~15%に減らす。人口の14、5%だけが貧困状態にある国に対し、もほや誰も貧しい国と呼ぶことはできない」

財務大臣は、銀行の債務不履行残高量が増加していたにも関わらず、マイクロクレジット受益者の5%だけしか履行しなかったと述べる。

「生産的な目的のためマイクロクレジットを利用すれば、農村生活に変化をもたらすことができる」と彼は述べた。 

マイクロクレジット規制局(MRA)とPalliカルマ・Sahayak財団(PKSF)、マイクロファイナンス研究所が、2日間のセミナーを共同開催した。 

カジ・Kholiquzzaman・アフマドPKSF理事長は、マイクロクレジットだけでは貧困削減は可能ではないと述べる。「マイクロクレジットは進歩に少し役立つが、持続可能な発展は不可能だった」

彼は、生活水準は持続的発展で上がらなければならなかった。社会資本はこのために必要とされたと述べた。 

PKSFのアブドゥル・カリムマネージング・ディレクターは、マイクロクレジットはバングラデシュの貧困削減に大きな役割を果たしたと述べた。 

彼は、PKSFはいろいろな団体に17.4億Tkを貸し出し、約1000万人が恩恵を受けたと付け加えた。 

セミナーでは、4000万人が依然として、バングラデシュの貧困水準以下の生活をしていることが、観客に知らされた。 

MRAに登録された約700組織は、バングラデシュの3300万人を顧客基盤として、マイクロクレジットを運営していた。