人力車、ダッカの道路を支配

ダッカの道路は今、22万5千台の人力車と三輪車で混雑している。そのうち13万7189台は有効なライセンスを持っていない。

仕事を探しにダッカにやってきて農業労働従事者のほとんどは、とりあえずこの仕事に参入する。

都心エリアの人力車ライセンスを発行する権利は、ダッカ市役所(DCC)だけ持っている。しかし新規の人力車ライセンスは1986年以来発行を停止したままだ。

しかしながら毎日のように、新たな人力車は有効ライセンスを取得することなく、新規参入している。

ダッカの主要道路では三輪車や人力車の仕事が禁止されているにも関わらず、自由に走り回っている。

混雑時、人力車はこれらの道で禁止されるが、広い道ですらひどく塞いでしまっている。

主要道路での人力車営業についての質問に対し、ダッカ警視庁の(DMP)交通管制室は、主要道路での人力車営業について、規制を解除したり緩めたりしたことはないと述べた。

ダッカ人力車トラックオーナーズ連盟メンバーのManjur・ホサインによると、首都では90万人が、禁止された人力車で仕事に従事していると言う。

彼は現在巨大都市の回りに6000ほどの人力車の車庫があり、人力車を修理することで10万人が生計を立てていると述べた。

ダッカの人力車のほとんどが二つの組織、ダッカ人力車トラックオーナーズ連盟と「Muktijoddha Samannay議会」 から発行されたナンバープレートを持っている。

しかしプレート上のナンバーは、どんなライセンスナンバーを示すものではない。bdnews24.comによると、それらはむしろ、それぞれの団体の会員番号を表している。