女子が権利強化へ向け大声で主張~女性・児童問題省、DFIDがプラットフォームを提供~

女子が権利強化へ向け大声で主張~女性・児童問題省、DFIDがプラットフォームを提供~
「児童婚の終了と女子の権利強化」をテーマにしたサミットが、去年7月英国で開かれた少女サミットとリンクして開かれた。

「親愛なるお父さん、お母さん。市民として国のリーダーに立候補する私の夢を、なぜ摘み取るの? その夢を育てるのではなく芽のままにしておくことを望むの?」
ボグラのMalatinagarから来た9年生Sayeda Uchaila Rahbarは手紙に書いた。

「私はあなた方の貴重な財産になるより、重荷にはなりたくない」
Rahbarは15歳の時、両親に結婚させないよう促す手紙に書いた。

Rahbarの手紙は、女子が児童婚の不幸を両親に認識させるための文章提出に応えてブラクに送られた1万1000人の参加者のうち、最初に受賞したものだ。

手紙は昨日、女性・児童問題省と、英国にある開発組織国際課開発局(DFID)の助けを借りたブラク主催で行われた、バングラデシュガールサミット2014への参加者を歓迎するため、他の二つの賞を受賞した参加者のものとともにオスマニ記念館内に展示された。

「児童婚の終了と女子の権利強化」をテーマにしたサミットは、去年の7月、英国で開かれた少女サミットとリンクして開かれた。

少年少女や、子どもや女性の権利問題に取り組む俳優がサミットに参加し、児童婚防止や、女性の権利を強化するやり方についてのアイデアを共有した。

国内各地からやってきた五人の10代は、彼らや、知人の誰かが児童婚に同意することを余儀なくされたとき、それを防ぐやり方について話し合いを持った。

英国のサミットにも出席した、ボグラにある公立Azizul Huque大学経営学部の新入生しミトゥ・ロイは、聴衆に対し、ボグラから英国までの彼女の旅について語った。

「私の姉は8年生で退学して結婚したが、私はその考えを支持しません。8年生で両親が私の結婚を推し進めようとしたとき、教育の重要性について母に話し、理解してもらいました」と彼女は述べる。

のちにミトゥは家族の助けを借り、政府によって支援されたブラクが主体的に関わるKishori(思春期)クラブで、サッカーやクリケットに参加した。今、彼女は女子のゴールコーチとして働いている。 

「私がサッカーに打ち込んでいたとき、人々は私を嘲笑していました。しかし私が英国から帰ってくると、同じ人々が敬意を示し始めました。私はそれが私の人生最大の成果であると考えています」と彼女は述べた。 

メヘル・アプロズ・チュムキ女性・児童問題担当国務大臣は、謝った愛の約束につられ、道を踏み外さないでと強調する。
「あなた方は自分が良いと思うものに気付く必要がある。もしあなたにとって何が良いか理解できなかったとしても、誰もあなたに権利を与えてくれることはしない」と述べた。

バングラデシュの高い児童婚率を指摘する、英国国際開発担当秘書官で内閣一員のリン・フェザーストーンは、バングラデシュを含む12の開発国で、児童婚や児童虐待を防ぐため、2500万ポンドでプログラムを開発したと述べた。

KCMG創設者兼会長でブラクのファズル・ハサン卿は、負担の資産ではなく人間として女子を見てくださいと、両親たちに訴えた。

彼は、ブラクは今後5年間で270万人の女子に初等教育や研修、奨学金を提供するため、2.8億ドルの資金を出すことを約束すると言明した。