シュンドルボン観光の最盛期であるにもかかわらず、すべてのツアーオペレーター、ボートオーナー、労働者、ホテル部門、森林部門ですら、BNP主導の20党連合による全国的な道路封鎖によって損失を被っている。
1月初めから続くノンストップの道路封鎖は、世界最大マングローブ林を探検、観光するのに最も適した冬の観光客やガイドの訪れの機会を強制的に奪い去った。
トレーダーや森林関係者は、シュンドルボン、とりわけ魅力的なスポットであるKoromjol、Harbaria、Hironポイント、コトカとKochikhaliを訪れる国内、国外の数千人にもおよぶ観光客は、ゾーン全体を見てもほとんど姿が見えないと肩を落とす。
主に隣接地域からきたわずか15~20人の観光客だけが、Koromjolの観光スポットと人工動物飼育センターで先週の水曜日に目撃された。センターのアブダ・ラブ職員は、普通であれば毎日2500人も人が訪れる観光スポットだが、今は最大で60人の観光客しかこないと言う。
一年前の政治的混乱で観光客の流れは減少し、旅行センターの収入も推計400万Tkから200万Tkへと減少した。今シーズンの目標は450Tkだが、職員はシーズンが終了時に収益が半減するのではないかと恐れている。
道路封鎖により、今月に入ってシュンドルボンライブツアーの8予約すべてが取り消された。モングラ小型遊覧ボート協会の総書記で、オーナーであるゴラム・ラーマンは言う。「私はすでに250万Tkの損失を被り、これは通常状態にならないかぎり続くだろう」と言った。
モングラツーリストボート所有者協会の総書記によると、モングラには200から250隻の観光ボート、遊覧ボート、他に使用可能な船があり、1500人の労働者がいると言う。「所有者たちは利益を失っているし、労働者たちは収入の道が途絶えて賃金を貰えないでいる」と彼は言った。
クルナ市のホテルも空いたままだ。クルナにあるホテルキャッスルサラムの101室のうち、80室に予約が入らない。木曜日、Morshedur・ラーマン管理マネージャーが明らかにした。
シーズン最盛期、モングラのホテルPashurの全16室は予約されたままになってある。職員は毎日15~20人の観光客を断らなければならない。アブドゥル・マレク事業マネージャーは、国中が不安でいるなか、どんな観光客もやっては来ないと言う。
「万が一この状況が来月まで続けば、私たちは60~70万Tkの損失を被ることになるだろう」と彼は懸念を示した。
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