女性は5時間も無償労働に従事

男性も女性も休息と睡眠に同じ時間が必要だが、女性は家族のための無償の家事に6時間費やさなければならない。男性が1時間しか家事をしないのに。北ベンガルで実施した調査で明らかになった。

調査結果によると、男性に比べて女性は家事と仕事の両方に時間を割かれるため、より多くの困難に直面しているという。

アクションエイドバングラデシュと、BRACガバナンス発展研究所のジェンダー・社会変容センター(CGST)は、2013から14年にかけ、男女の時間の使い方パターン調査を実施した。

ラルモニルハットとガイバンダ(ロンプール管区)の224人の女性と121人の男性の調査では、料理、掃除、洗濯、家族の世話は無償労働と見なされた。

無償労働は認識され、男女間で等しく分配されるべきだと調査は言う。

昨日ダッカ大学のドボボン講堂であったアクションエイドバングラデシュとCGSTが主催するイベントで、CGSTのコーディネーター兼主任研究員Simeenマフムードは、もし女性が無賃労働の負担を減らすことができれば、もっと収入を増やす機会を得るだろうと述べた。

UNウィメン(ジェンダー平等と女性エンパワーメントのための国連機関)のクリスティン・ハンターバングラデシュ代表は、バングラデシュの労働法は、労働者と人々が付けこむとして、家事手伝いすら認めていないと述べ、家事労働はGDPに含まれるべきであると付け加えた。

アクションエイドのファラー・カビール国内ディレクターが司会務めたイベントは、開発調査のためのバングラデシュ研究所のプラティマ・ポール・Majumder前上級研究員、女性問題省のシャヒン・アーメド・チョードリー局長も参加した。