インド、自国領土のバングラデシュ使用を許可

ニューデリー(インド政府)は、バングラデシュがインドの領土を通じてネパールやブータンへ商品輸送するための二国間貿易協定の規定を含むダッカ(バングラデシュ政府)の提案に合意した。昨日、上級商業省の当局者が述べた。

「我々は、インド領土を通って第三国へ商品の輸送のための規定契約を含む提案に合意をみた」
商業省のManoj・クマー・ロイ副秘書官は、デイリースター紙に述べた。

火曜日、インドの当局者はバングラデシュ外務省を通じて立場を伝えてきたと彼は述べる。

匿名を条件に、外務省の高官はこれを認めた。

3月31日が期限切れだったインドとバングラデシュ間の貿易協定は、二国間交渉によって更新される。

インド政府はどちらの党が政権を取るかに関わらず、協定を維持することを求めるとし、早くから同意書の改訂について提案していた。

提案を受けて、ダッカでは両国が第三国との商取引のため、互いの水路や道路や鉄道を利用できるようになる条項を含めるよう求めていた。
 
既存の契約によると、両国はそれぞれの領土内に商品を輸送するため、お互いの水路や道路や鉄道を使うことができる。

商業省担当者は、第三国を含めることで、バングラデシュの港を使ってインド経由でネパールとブータンに物資を運ぶことが可能になったと述べた。

利害関係者によると、既存の契約では、バングラデシュを通って中央州から北東地域へ物資輸送することのインドの恩恵は少なかった。

バングラデシュはまた互いの道路、鉄道や水路を使用するための手数料や料金を契約に含めることを提案し、インドがそれに合意したと、Manoj副秘書官は述べた。

商業省はこれを前に進めるため、内閣にこの内容を諮ってもらう。内閣はそれを承認し、同意文書にサインをしてくれるだろうと副秘書官は述べる。

インド高官の当局者は、両国は合意の延長のために議論していると述べた。

交渉はまだ続いている。匿名の外務省高官はそう述べた。