トランスペアレンシーバングラデシュ(TIB)は昨日、バングラデシュの既製衣料品(RMG)業界の安全基準の改善を賞賛し、"画期的な"進歩と賞賛した。
国際的な反汚職監視NGOは昨日、"衣料品部門におけるすぐれた管理:進歩、挑戦、そして前へ"と題した研究の結果を発表した。TIBは2013年4月のラナ・プラザビルの崩壊から3年、アパレル部門の管理に関する研究を行ってきた。
ラナ・プラザ災害後、政府と経営者たちは、職場の安全性や労働権を向上させるため、既製衣料品部門において102の計画に取り組んできた。
TIBは昨年68の新規計画について調査を行った。そのうち6計画が完全に実施され、39計画の進展が良好で、10計画は緩やかな実施、13計画は停滞していた。
バングラデシュはすべての新規計画のうち、衣料品部門の管理体制の確立では77%で著しい進展を遂げ、残りの23%は緩やかな進展だった。TIBのイフテカルザマン(Iftekharuzzaman)事務局長は述べた。
だが衣料品部門の安全を持続可能なものにするため、政府と企業が安全の進展を維持し、残りの新規計画を実施しなければらならいとイフテカルザマン(Iftekharuzzaman)氏。
アパレル部門の2つの主要な貿易団体であるバングラデシュ衣料製造・輸出業者組合とバングラデシュニットウェア製造・輸出業者組合に所属する工場の安全状況はかなり改善した一方、下請け工場700社では改善は見られなかった。
政府や衣料品工場の所有者は、2つの団体のメンバーではない、大部分の下請け工場での安全状況を改善するために動かなければならないと事務局長は付け加えた。
イフテカルザマン(Iftekharuzzaman)事務局長は、ラナ・プラザビル崩壊に対して、責任者たちの即時処罰を強く求めた。
被害者の補償に関して事務局長は、支払いは国際労働機関(ILO)のガイドラインに従って行われたため、支払いは適切に行われたと言う。だがすでにラナ・プラザの被害者に支払われたその金額が彼らにとって十分であったかどうかは、彼らの怪我の深刻さを考慮しながら判断するため、別の調査を行うと述べた。
The Daily Star April 22 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/tib-lauds-rmg-safety-standard-1212661
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