バングラデシュのデニム

ストレート、スキニー、だけど少し伸縮性があり、ルーズ、汚れた青-これが世界中のデニムファッションの流行になる。バングラデシュのデニム・メーカーは市場占有率を増やすため、これらのデザイン要素に注目しなければならない。
デザイナーでデニムトレンドアナリストのエイミー・レバートン氏(Leverton)が昨日、ダッカの国際コンベンション都市バシュンダ(Bashundhara)で開催された第4回バングラデシュデニム博覧会で述べた。

最新トレンドはよりストレートでわずかに緩やかなデニムだ。現在流行中のものと似ているから、今の傾向がこのまま続いていくだろう。またお客は多様化された製品を好むため、大きな変化はデニムの色から来るだろうとレバートン氏。

数年前、綿の価格が異常に上がったとき、繊維メーカーは綿繊維の過剰な依存を減らすため、綿から人造絹糸へと素材を変えた。

その結果、ジェギンス(ジーンズ風レギンス)とアスリージャー(スポーツやレジャーに使えるスタイリッシュな普段着)の需要が世界中で増えたとレバートン氏。
 「現在、ジェギンスの販売量はデニム以上です。しかし、綿の価格の下落で、デニムの需要も増えています。」

「バングラデシュのメーカーは、ただトレンドに従うのではなく、トレンドを作る多くのブランドや小売業者のように、トレンドに関する知識が必要です」
持続性を重視するレバートン氏は、デニム製造に安全でよりきれいな化学物質を使い、また水をあまり使わないようバングラデシュに提案した。

米国商務省によると、バングラデシュは現在、メキシコ、中国に次ぐ、3番目の米国へのデニム輸出国であり、市場占有率は11.3%である。2014年バングラデシュは、4億1842万ドル相当のデニム製品を米国に輸出した。 EUでは22.88%の市場占有率を持っている。

バングラデシュは主要な小売業者とH&M、ユニクロ、リーバイス、ナイキ、テスコ、ラングラー、エス・オリバー、ヒューゴボス、ウォルマート、ギャップをなどのブランドにデニムを供給している。

The Daily Star April 26 2016
http://www.thedailystar.net/business/straight-loose-the-latest-denim-trends-1214650