東南アジアに熱波


4月の東南アジアは前例のない高温により、じりじりと焦げていた。少なくとも3ヶ国は史上最高の気温を、他の国々でもそれに近い気温を観測した。 Weather.comの報告。

バングラデシュに来ている熱波は、ここ30年で最も長い期間(24日間)続いている。

ラジシャヒでは41.2℃という、今年の最高気温が記録された。

我が国の最高気温は1964年4月15日、ジョソールで記録された44.5℃だ。ダッカ気象台のアリフ ホサイン氏が述べた。

タイでは1950年に信頼できるデータを取り始めて以降、今回の熱波は最悪の記録を更新している。

4月19日現在、タイの少なくとも50都市で、観測史上最高の気温を記録した 。 

タイを囲む数ヶ国も激しい気温に対処している。 

カンボジアとラオス は4月の最高気温を記録した。 

マレーシアとシンガポール、ベトナム は、新記録寸前まで気温が上がった。

東南アジアはエルニーニョ現象により温かく、乾いた状態になっている。

現在のエルニーニョは先細り、今年後半にはラニーニョに移行する可能性がある。

ダッカの最高気温は39℃だったと気象台。

5月の第一週、ダッカやロングプール、シレット、チッタゴンや国内の他の場所で、若干の雨が降ることが予測されている。

The Daily Star May 1 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/heatwave-sears-southeast-asia-1217155