バングラデシュ革製品靴製造輸出業者組合と、雇用投資プログラムスキル(SEIP)は、生産性を高めるため、皮革部門の労働者を研修する契約を結んだ。
SEIPは主に熟練労働者研修の融資を行う財務省管轄のプロジェクトだ。 総計9010万Tkが労働者研修に費やされることになる。
組合は契約に基づき、5090人の労働者に、2年間無償で15コースの研修を行う。15コースは縫製や裁断、組み立て、生産性向上技術、材料の選択、供給先の確保、調達が含まれる。
労働者は様々な革製品や靴工場で研修を受け、いくらかの手当てをもらう。
780人の労働者への研修は現在進行中で、6月中に終了予定だ。プロジェクトではコース修了後、組合メンバーの工場で研修生の70%を採用することを目標にしている。
「皮革部門は熟練労働者が不足しているので、研修後、すべての研修生が採用されると考えています。バングラデシュの輸出は衣料品という一分野に依存しすぎています。私たちは商品を多様化することが必要です。皮革や靴を含む革製品は現在、多様化の最先端を走る重要輸出商品の1つであると考えます」
ダッカでの契約締結後、サイフル イスラム(Saiful Islam)組合長は述べた。
SEIPがプロジェクト費用の90%を負担し、残りを組合が負担する。
SEIPのジャラル・アーメド国家プロジェクトディレクターが、政府を代表して契約を結んだ。
The Daily Star May 10 2016
http://www.thedailystar.net/business/deal-higher-productivity-leather-sector-1221220
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