世銀、経済特区に1.3億ドル

国内外の投資を誘致し、製造業でより多くの雇用を創出するため、世界銀行(WB)は経済特区の開発支援として、1.3億ドル融資することにした。

昨日ダッカの経済関係局(ERD)で、政府はWBと追加融資契約を締結した。この追加融資でWBの支援は1.7億ドルとなった。

民間部門開発支援プロジェクトへの追加融資は、官民連携を見極め、認可し、取り決めることで、新しい経済特区の開発を支援する。
WBはこの2年で16の経済特区とハイテクパークの認可を支援した。

バングラデシュは成長と貧困削減を進めるため、製造業でより多くのより良い雇用を創出する必要がある。経済特区は利点が多いため、民間投資を誘致し、雇用を創出する上で重要な役割を果たす。
WBのラジャシュリー パラルカール(Paralkar)国内責任者はいう。

今後15年間で100の経済特区を作り、社会や環境に配慮した産業の成長を促進するという政府の構想に、融資は直接貢献するだろう。
パラルカール氏はいう。

第6次と第7次5ヶ年計画では製造業を強化し、熟練労働、土地、その他の資源の効率的な利用を促進するため、新経済特区を設立することになっている。
ERDのカジ ソフィクル(Shofiqul)アザム副局長はいう。

新しい経済特区とハイテクパークは、政府の貧困削減目標を達成するために重要になるだろう。

融資は女性の製造業への参加を促し、保育所のような施設をもたらし、職場の安全、労働、区域内の環境問題に取り組むリーダーを生み出すだろう。また半年に1回独立した検査があるため、すべての建造物が建築基準を満たしていることが保証される。区域外の地元企業に対してさえも、環境基準への準拠と認定への支援を拡大する。WBはいう。

アザム氏とパラルカール氏が契約を締結した。

The Daily Star June 20 2016
http://www.thedailystar.net/business/wb-gives-130m-economic-zones-1242331