作戦の実行により5人が死亡、12人が救出

作戦の実行により5人が死亡、12人が救出
ダッカのグルシャン地区で起きた人質事件では、少なくとも5人が死亡し、12人がレストランから救出された。警察局のメンバーは土曜日の午前中に現場を制御したと強調した

死亡した5人の身元はまだ確認されていない。

被害者たちが7台の救急車で運び出されたところが、現場で目撃されている。

イスラミックステートの報道機関であるAmaqニュースエージェンシーは、レストラン内で流血する複数の遺体が横たわる写真を公開した。

この遺体の写真を、米国に拠点を持つ“サイトインテリジェンスグループ”が、救出作戦の30分ほど前にツイートしていた。

警察、機動隊(RAB)、BGB、SWAT、軍などのメンバーによる合同部隊による救出作戦は、午前7時半過ぎ、連続的な銃撃音とともに開始された。SWATチームと警察が救急車のカバー下に隠れて作戦を開始したことを、プロトムアロ紙の特派員が現場から報告した。

警察は午前5時から突入の準備をしていた。
この作戦の前、報道関係者は安全な距離まで離れた場所で待機させられた。

午前6時頃、警察の司令長官(IGP)であるAKM・サヒドゥル・ハク氏が現場に到着した。

午前7時過ぎ、バングラデシュ軍の7台の武装車両も、配備位置についた。

銃を持った20~28歳の若者8~9人が、午後8時半頃、銃を乱射し、爆弾を持ちながら、ダッカの大使館が立ち並ぶ地域のホテルを襲撃した。

少なくとも20人の外国人を含む50人以上が、外国人に人気がある“ホーリーアルチザンベーカリー”という名のレストランにいたと考えられている。
複数の報道筋によると、人質にはイタリア人、インド人、アルゼンチン人が含まれている。

“サイトインテリジェンスグループ”はツイートで、ダッカで少なくとも2人の警察官が殺され、20人が負傷した事件は、イラクやレバントにいるイスラミックスステート(ISIS)によるものであると、彼らの犯行声明を明らかにした。

Prothom Alo Jul 02 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/110507/5-killed-12-rescued-in-commando-operation