銃を持った20~28歳の若者8~9人が、金曜日の夜午後8時半頃、銃を乱射し、爆弾を持ちながら、ダッカの大使館が立ち並ぶ地域のホテルを襲撃した。
<金曜日>
▼午後8時45分
銃を持ったテロリストのグループが79通り沿いにあるレストラン“ホーリーアルチザンベーカリー”を襲った。カフェオーナーの1人によるとテロリストたちは「アッラーは偉大なり」と叫んでいた。
▼午後10時30分
爆発音が聞こえ複数の銃声が鳴り響いた。2人の警察官が死亡し、50人以上が負傷した。
▼午後10時30分
警察官とテロリストたちの銃撃により、ボナニ警察署のサラディン指揮官と、捜査部局のラビウルイスラム副局長が撃たれ、死亡したと発表された。
▼午後10時34分
米国務省の報道官のカービー氏はダッカ人質事件を説明する会見を行った。
「我々は指揮官の下で動いているすべてのアメリカ人に対して責任がある」「事態は非常に流動的である」
「地元当局と協力し、ダッカ在住アメリカ人と地元で採用されているスタッフが巻き込まれていないか情報を収集している」
▼午後11時30分
機動隊(RAB)のDGベナジル・アーメド氏は、現地からの中継放送を禁止した。
<土曜日>
▼午前1:30
アメリカに拠点を持つ“サイトインテリジェンスグループ”は、ISISの戦闘員が攻撃を行ったとの声明をツイートした。
また、IS系の報道機関である“Amaqニュースエージェンシー”は、「ISISの戦闘員がバングラデシュダッカのレストラン襲撃を実行した」と報道した。
▼午前4時
警察は逃げようとする若い男の足を撃ち、逮捕した。
▼午前4時20分
イタリアの国営テレビは、人質の中に7人のイタリア人が含まれていると報道。その後、イタリア外務省筋は、1人のイタリア人が脱出したと伝えた。脱出した男性は、中にまだ7人のイタリア人が残されていると話したと、イタリアのメディアが伝えた。
▼午前5時
警察は、救出作戦のための準備を整えた。バングラデシュ軍、警察、機動隊(RAB)、準軍事国境警備隊、海軍部隊、特殊部隊SWATの合同部隊が制圧のため配置についた。
▼午前7時、土曜日
バングラデシュ軍が人質事件のエリアに展開された。
▼午前7時30分
バングラデシュ軍、警察、緊急行動隊(RAB)、準軍事国境警備隊バングラデシュ、海軍部隊、特殊部隊SWATの合同部隊が、ダッカ人質事件終結作戦を開始。
▼午前7時40分
合同部隊による10分足らずの救出作戦により、5人の人質が救出された。救出された5人の身元はまだ判明していない。
SWATチームと警察による合同部隊が午前7時30分に作戦を開始。プロトムアロ紙の特派員は、現場から状況を報道した。
▼午前8時15分
合同部隊は45分間に渡る救出作戦で、現場を制圧した。
Prothom Alo Jul 02 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/110509/Timeline-of-Dhaka-hostage-crisis
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