日本とイタリアは国民の殺害に憤慨し、政府高官、テロ対策諜報専門家、対応チームと犠牲者の家族を、特別機でダッカへ送った。
日本の木原上級副外相は、土曜日の夜にダッカに到着した。副外相は昨日、首相を含む政府高官と会合を持った。その後大使館職員と一緒に、襲撃場所と犠牲者の遺体が保管されている病院を訪れた。
ローマからの特別航空機は、5人のイタリア代表団を乗せて、昨日の午前9時30分にシャージャラル国際空港に着陸した。
一行は政府高官に会い、グルシャン(Gulshan)の襲撃場所を訪問し、ホーリーアルチザンベーカリーへの襲撃で金曜日に殺された9人のイタリア国民の遺体を引き取る予定だ。
日本の航空自衛隊のジェット機は犠牲者の18人の親族、国際テロ情報収集ユニットのメンバー、外務省の緊急対応チーム、国際協力機構(JICA)の領事局のメンバー、報道関係の専門家や医療官を乗せて昨夜ダッカに到着した。
日本の安倍晋三首相は昨日、政府開発プロジェクトに取り組んでいた7人の日本人ボランティアの命を奪ったダッカのテロ攻撃に怒りを表明した。
イタリアのマッテオ・レンツィ首相は「イタリア人の生き方を破滅させたい人々の狂気に直面し、イタリア人は襲われたが、壊されていない」と話した。
バングラデシュではそのようなテロ攻撃は起こったことがなかったので、インドはかなり心配している。インドの外交官は話した。
イタリア人9人、日本人7人、インド人1人、米国市民1人の殺害は、バングラデシュにいる外国人に対する暴力的な攻撃の危険性について、外国政府の間で懸念を高めた。事件はまたイスラム国や他のイスラム過激派グループが、その攻撃の背後にいたのかどうかをめぐる議論を巻き起こした。
外務省関係者は、イタリアと日本の人々は深くショックを受けて悲しんでいると話した。外国人犠牲者たちはバングラデシュに社会経済開発をもたらし、支援したいと考えていた。
イタリア人のセサレ(Cesare)タベラ(Tavella)さんと日本人の星邦男さんの2人が、昨年バングラデシュで殺された。とその外務省関係者は話した。タベラさんはオランダに拠点のある世界的な開発機関の地元プロジェクトマネージャーで、星さんは高度な農業技術に取り組んでいた。
ローマと東京にいるバングラデシュ人外交官は、昨日デイリー・スターに対し、政府関係者や多くの国民がイタリア人や日本人はバングラデシュで安全なのかどうか尋ねたと話した。
7人の日本人は、1500万人都市ダッカの交通渋滞を緩和するため、JICAと共に働いていた8人グループのメンバーだった。
「バングラデシュの開発に努めた技術者が事件に巻き込まれ、私は強い憤りを感じている」
北岡伸一JICA理事長は昨日東京で話した。
JICAグループの8人目は渡辺玉興さんで、アルメックの従業員だ。彼は顔を撃たれた後、救出された。
渡辺さんの怪我は生命を脅かすものではない。彼と話した日本大使館関係者が話した
世界のさまざまな場所で日本人がテロ攻撃の犠牲者となり、日本人はますます心配している。その結果、日本政府は海外の日本国民の安全を確保するように自国で圧力にさらされている。
2001年以降、かなりの数の日本国民が主要なテロ攻撃の犠牲者となった。2001年9月11日のニューヨークでのツインタワーへのアルカイダのテロ攻撃によって24人、2013年1月のアルジェリアで10人、そしてバングラデシュでの新たな7人を含む、50人を超える日本人が殺害された。日本国民はインドネシア、インド、イラク、チュニジアでも殺害された。
The Daily Star July 4 2016
http://www.thedailystar.net/frontpage/japan-italy-outraged-1249954
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