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巡礼者が少ないため、ビーマン・バングラデシュ航空のジッダ行き便はどれもかなりの空席がある状態で、同社の新たな悩みの種となっている。
巡礼者のチケットを確保していないハッジ代理店は非難を受けている。
宗教省の一部役人と、ハッジ代理店にあると思われる繋がりも、巡礼者のビザ発行の複雑さに関して責任がある。ビーマン航空の職員はいう。
ビーマン航空のある幹部は昨日デイリースターに対し、同社が追加の15便を運航する許可を得たもかかわらずハッジ便がこのような運航を続ければ、数百人の巡礼者の命運は不確かなものになるだろうと話した。
巡礼者の少なさでハッジ便が相次いでキャンセルされているが、ビーマン航空は8月23日にサウジアラビアから増便の許可を得た。これにより少なくとも5400人のハッジ巡礼者の不確かさが取り払われるはずだ。
「ビーマン航空では、少なくとも5500人分ほどがキャンセルされました。その後、増便の許可は我々を安心させました。ですが、今は各便の空席が我々にとっての懸念事項となりました」
ビーマン航空の幹部は話す。
ここ2週間、およそ45のハッジ便で少なくとも1100の空席があった。つまり各便におよそ24の空席があったということだ。同幹部は匿名を条件に話した。
「状況が変わらなければ、数百人の巡礼者の命運は不確かなものになります。そうなればビーマンには更なる増便の許可が必要になるでしょう」
ビーマン航空の別の幹部は話す。
同幹部によると、宗教省の"堕落した"役人は、ハッジ代理店に"交換ビザ"を発行させる手助けをすることでお金を得ているという。
一方、アシュコナ・ハッジキャンプ事務所のアブ サレー モスタファ カマル所長によると、9万2千人以上の巡礼者は既にビザを取得しており、61％はサウジアラビアに向けて出発したという。
モティウル ラーマン宗教大臣は昨日の記者会見で、役人がハッジ運営の汚職に関与していると発覚した場合、宗教省は処置を取ると発表した。
The Daily Star Aug 26 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/empty-seats-hajj-flights-worry-biman-1275550
翻訳：長谷川
#バングラデシュ #ニュース #ハッジ #ビーマン
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