外国パートナーの安全を保障

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最近の過激派襲撃事件の増加に狼狽した外国開発パートナーの要請を受け、政府は外国の援助を受けている全てのプロジェクトに対し、特別な安全手段を計画中だ。

内務省は昨日の会議で、日本を始めとした外国開発パートナーからの要請を受け、支援を受けるプロジェクト全てに対する特別な安全手段を検討していると話しあったという。AMA ムヒト財務大臣が昨日の会議後に明らかにした。

「(プロジェクトの)廃止は望んでいません。(廃止されれば)国にとって莫大な損失となるからです」
ムヒト大臣は記者に話した。

ダッカ(Dhaka)のホーリーアルチザンベーカリーで7月1日に起こった襲撃事件以後、日本やインド、デンマーク、韓国、ネパール、スリランカ、ブータン、オーストリア、タイ、オランダを始めとした諸国の大使たちは、外交官や国連組織、バングラデシュ在住の自国民のための更なる安全を求めた。

外国組織や個人からも、更なる安全手段を求める内容の文書が数多く内務省に寄せられた。

政府はこれまでプロジェクト現場の安全を全く気にしてこなかったが、今や懸念事項になっているとムヒト大臣。

最近の過激派による襲撃事件の増加を受け、政府はあらゆる重要施設(KPI)の安全を強化するため、国際コンサルタントを雇った。ムヒト大臣はいう。
「このコンサルタントは全てのKPIにおいて安全を確立する方法を見出すため取り組んでいます」

道路交通橋梁省は国際コンサルタントを雇ったか、あるいは予防手段を実施するための手続きを踏んでいる最中だとムヒト大臣はいう。

内務大臣、計画大臣、鉄道大臣、エネルギー担当国務大臣、外務担当国務大臣が会議に出席した。

先月末、在バングラデシュ日本大使の渡邊正人氏はムヒト大臣と面会し、全てのプロジェクト現場で作業に従事している日本人の安全確保のための特別な安全手段を求めた。

「我々は今日(昨日)この問題を議論しました。プロジェクトに対して十分な安全手段が取られました」
ムヒト大臣は話す。

グルシャンの襲撃事件で日本人7人を含む20人の外国人が殺害されたことを受け、日本政府はバングラデシュで働く日本人に対する特別な安全手段を求めた。

ムヒト大臣は日本を、長きにわたってバングラデシュ最大の支援国であり、最近の襲撃事件の後もしっかりとバングラデシュを支えているとして称賛した。

The Daily Star Sep 06 2016
http://www.thedailystar.net/backpage/special-security-planned-foreign-projects-1281475
翻訳:長谷川

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