8月は輸出復調

8月は輸出復調
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輸出額は7月に落ち込んだが、8月は衣料品輸出の増加を背景に反発した。

先月の輸出収入は前年比19.76%増の33.3億ドル(3,444億円)だった。トファイル アーメド商業大臣は生皮商人や皮革製品の輸出業者らとの会議後、記者らに話した。

輸出は7月に減速したものの、8月は大きく伸びたとアーメド大臣は話す。だが8月分の全輸出データは輸出促進局が今週公開することになっているため、アーメド大臣はデータを公開しなかった。

7月の外国輸出は25.3億ドル(2,617億円)で、前年比3.8%減。7月の月間目標に25.18%に届かなかった。7月の衣料品輸出収入は21.1億ドル(2,183億円)で、前年に比べ4.41%下落した。

衣料品以外でもジュートやジュート製品、皮革や革製品、医薬品も良い実績を出しているとアーメド大臣は話す。

この結果、政府はジュートやジュート製品の輸出が速やかに成長するよう、これらに対する報酬額を15パーセントまで増やすことを決定した。

アーメド大臣はさらに、政府は既にハザーリバグ(Hazaribagh)のシャバール・レザー・エステート(Savar Leather Estate)に移転したクラストレザーの輸出業者に対し、5%の報酬を与えるだろうと話した。

皮革・革製品部門は過去数年で10億ドル(1034億円)以上を稼いでいるため、その輸出額は間もなく20億ドル(2069億円)の節目を超えるという。

アーメド大臣によれば、バングラデシュはドイツや日本、イタリア、米国から強い需要を持つため、皮革・革製品の輸出展望は非常に良いものだという。

先日、米国のジョン ケリー国務長官が来訪した際、バングラデシュは米国市場への衣料品輸出に、関税無しのアクセスを再度要求した。

昨会計年度の輸出額更新に触発され、政府は2016-17会計年度の輸出目標額を昨年より8%高い370億ドル(3兆8275億円)に設定した。

The Daily Star Sep 06 2016
http://www.thedailystar.net/business/exports-bounce-back-aug-1281265
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #輸出