コール市場は穏やか

コール市場は穏やか
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通常、イード祭の間、現金引出し圧力で不安定なる短期借入金(コール)市場が穏やかなままだ。これは貸手が十分な流動性を持っていることを示している。

昨日、最も高い銀行間コール・レートは4%だった。コール市場の借り手であるノンバンク金融機関(NBFI)は、それよりわずかに高い4.5%だった。

「銀行がとても高い流動性資金を持っているので、翌日のコール市場に影響はありませんでした」
コール市場の貸し手、ジャムナ銀行のシャフィクル・アラム頭取はいう。

様々な銀行の財務担当職員によると、イード(Eid-ul-Azha)休暇前の銀行業務最終日の大かたの取引は3~3.5%で決済した。ごくわずかな取引が4%で決済した。

昨日の現金引出しは通常日と比較して2倍以上だったと銀行家たちはいう。

それでも銀行やNBFIが他の銀行やNBFIに短期資金を貸付ける際のレートへ影響はなかった。

銀行は顧客の現金引出し要求に応じるため、イード前に中央銀行からお金を借りるが、今回は必要なかった。

流動性資金の需要と供給が、コール・レートに影響を与えると財務担当職員はいう。過剰な資金がレートを押し下げる一方、逼迫した流動性の状態はレートの上昇につながる。

「コール市場はいつもと何も変わりませんでした。我々は不安定な状態やレートの上昇は目にしなかった」
ノンバンク金融機関、BD金融のモフィズッディン・サルカール社長はいう。

サルカール氏によれば、昨日NBFIは4~4.5%で市場からお金を借りた。

バングラデシュ銀行のデータによれば、加重平均コール・レートは2012年の12.82%から減少を始めた。平均レートは2013年に7.78%、2014年に7.14%、そして2015年に5.38%になった。

加重平均レートは今年8月に、1997年以来最も低い3.71%になった。

The Daily Star September 9 2016
http://www.thedailystar.net/business/banking/rush-cash-call-money-market-calm-1282945
翻訳:アラトモ

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