牧畜市場賃貸収入59%増

牧畜市場賃貸収入59%増
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入札プロセスの透明性のお陰で、チッタゴン市自治体(CCC)内8ヶ所の牧畜市場の賃貸し収入は、2013年からの4年間で59%以上増加した。

CCCはイードアルアドハー(Eid-ul-Azha)時期だけ設けられる仮設牧畜市場6ヶ所と、年間営業する2つの永続牧畜市場を貸し出している。CCCによると、自治体は今年は1億4730万タカ(1億9220万円)の収入を得たという。2015年の収入は1億1660万タカ(1億5210万円)、2014年は1億1810万タカ(1億5410万円)、2014年は9240万タカ(1億2060万円)だった。

CCCによると、2013年は仮設市場6ヶ所の貸し出しで2020万タカ(2636万円)の収入があり、2014年は2610万タカ(3406万円)、2015年は2750万タカ(3589万円)、2016年は3840万タカ(5011万円)の収入があったという。

商人やCCC職員によると、長期間にわたる入札プロセスの透明性と、ABM モヒウッディン チョウドリー前市長やM マンジュール アラム前市長、AJM ナシール ウディン市長が入札プロセスの例外除去に積極的な役割を果たしたことで、収益額が増加したという。

スティールミル仮設牧畜市場の賃借人ヌール モハマドさんは、いかなる政党に関与されることもなく、公開入札を通して牧畜市場の賃借権を得たと話す。
「私たちは今年915万1千タカ(1194万円)を支払いましたが、2015年は605万1千タカ(780万円)でした。この値上がりは競争の激化と公正な入札プロセスによるものです」

ビビールハット牧畜市場の賃借人アブドゥス サッタールさんは、昨年よりも500万タカ(652万円)ほど高い、2680万タカ(3497万円)で賃借権を手に入れたと話す。入札プロセスに関して聞かれた際、アブドゥスさんはヌールさんと同じ意見を述べた。

一方、昨年損失を出したため、今年の入札には参加しなかったと話す賃借人もいた。

アブドゥール ラヒム サウダゴールさんは1994年以来、永続牧畜市場のビビールハット牧畜市場を7~8回借りている。だがここ2年間は入札に参加しなかった。

「路上に家畜を繋いでおくことで、地元住民と口論になりました。また犠牲動物を買った後に代金を払おうとしない人も多くいました」
とはいうものの、入札プロセスはずっと透明だったとアブドゥールさんは話す。

賃借人はバイヤーから、それぞれの家畜の売上価格の5パーセントを得ることができる。

「私たちは昨年の市場を査定しており、利益を出せると見込んでいます」
サルトゴラ牧畜市場の賃借人マンジュルール アラムさんはいう。マンジュルールさんは昨年のほぼ2倍となる444万4千タカ(580万円)で賃借権を得たという。

CCCのモハマド マンジュルール イスラム歳入事務長(代理)は取材に対し、入札プロセスは公正かつ透明な方法で行われており、政治や政党の影響を受けていないと話した。

The Daily Star Sep 09 2016
http://www.thedailystar.net/city/ctg-city-cattle-market-revenues-59pc-1283110
翻訳:長谷川

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