スマフォ輸入、57%増

スマフォ輸入、57%増
ジャンル:IT
タイトル:スマフォ輸入、57%増

1521字

デジタルバングラデシュ化に向けて奮闘する政府や携帯電話会社を応援するかのように、今年の初旬から2016年度前期のスマートフォン輸入が57.44%増加した。

バングラデシュ携帯電話輸入組合(BMPIA)によれば、1月から6月まで357.1万台が国内に持ち込まれた。

「輸入した4台のうち1台がスマートフォンであることは、非常にエキサイティングなことです」
BMPIAのレズワヌル ホック(Rezwanul Hoque)書記長は話す。

昨年は5台に1台で、間違いなく今後数年間でより増えるだろうと付け加えた。

1~6月期、業界では前年比23.84%アップの、合計1350万台の携帯電話を輸入した。

前年輸入の20.88%だったスマートフォンは、2016年上半期で26.35%を占めた。

今年度、輸入業者は900万台のスマートフォンを販売することを目標にしている。

「我々は市場の成長について楽観視しており、今後5年間で市場のシェアが3倍になると予測してさえいます」
携帯電話大手シンフォニーの重役、ホック(Hoque)氏は話した。

シンフォニー社の低価格のスマートフォンはこの部門を独占している。この期間、国内ブランドが輸入されたスマートフォンの43.8%を占めた。

サムスンは輸入量でははるかにシンフォニーに劣っているが、輸入額では国内ブランドを上回った。

今年の上半期、サムスンはスマートフォン輸入の18.8%だった。だが携帯電話の輸入額は34%だった。これとは対照的にシンフォニーの輸入額は30.3%だった。

もう一つの国内ブランド"ウォルトン"は上半期のスマートフォン輸入の9%を占め、中国のメーカーファーウェイ(Huawei)とオッポ(Oppo)がそれぞれ5.3%と3.5%だった。インドのブランドLavaは6.2%でその他ブランドが13.4%を占めた。

「スマートフォンが将来のマーケットを支配する」
ホック氏は話す。

人々は特別な日にスマートフォンを送って祝う。そのことが部門の成長を刺激している。

例えば国内最大の祭りイードアルフィトルを前に、6月だけで357.1万台、3分の1のスマートフォン輸入があった。

輸入業者によると現在のスマートフォンの平均価格は約3200タカ(約4161円)だ。

携帯電話と固定電話の部門でシンフォニーは前年のようにその難攻不落のリードを維持し、上半期、固定電話の42.3%、携帯電話輸入の29.3%を占めた。

ブランドのものではない電話が、両方の部門で第二位につけており、平均価格は約1200タカ(約1560円)だ。

BMPIAは、上半期の携帯電話の輸入数は高関税ではなかったためもっと高くなるはずだったが、合法的なチャンネルを通じて国内に携帯電話がもたらされたため、思ったほどではなかったという。

現在バングラデシュ国内で使われている9千万の携帯電話のうち、約30%が違法に持ち込まれた。

バングラデシュに輸入される95%以上の携帯電話は中国で製造され、25%の課税がある。

数年前、輸入関税は10%程度で、違法輸入率は約10%だった。

BMPIAは国内で組み立てられる携帯電話の37%以上の課税に不満を示した。

シンフォニーのような企業はバングラデシュで組み立て工場を立ち上げる用意はあるが、重い課税が障害となっているとホック氏は話した。

「今は中国からの携帯電話の輸入が、経済的に理にかなっている」
彼は付け加えた。

The Daily Star Sep 20 2016
http://www.thedailystar.net/business/smartphone-imports-soar-57pc-six-months-1286575
翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #スマートフォン