農家と消費者を繋ぐ見本市

メヘルプール(Meherpur)の農家カウサー アリさんは地元のバザールで 「ベパリ(仲買人)」を通じて野菜を売っていた。だがしばしば低価格で野菜を買われた。「ベパリ」はダッカ(Dhaka)のトレーダーに売るだけで、はるかに利益を上げたことだろう。

カウサーさんは昨日、野菜をダッカ(Dhaka)のバイヤーに直接販売して満足した。フレッシュマート週末農家市場と呼ばれるフェアで彼にチャンスが与えられたのだ。

エンタープライズインキュベーションセンター(IICE)は、ダッカのモーテヒール(Motijheel)、T&Tコロニー(T&T Colony)でフェアを開催した。

「メヘルプール(Meherpur)のベパリには1キロ当たり25タカ(35円)でひょうたんを売っています。ここでは1キロ当たり30タカ(42円)で販売しています」
それを加えると、カウサーさんのすべての在庫が産む利益は非常に大きくなる。

南の野菜が販売された19屋台があった。 メヘルプール(Meherpur)、ジェナイダ(Jhenidah)、バゲルハット(Bagerhat)、チュアダンガ(Chuadanga)、ジェソール(Jessore)、ノライル(Narail)、ボラ(Bhola)の農家が参加した。

農家は有害な農薬は使っていない、新鮮な野菜を販売していると話した。

ナライルの農家のモニラル イスラムさんはいう。
「私は虫が誘引される電球の技術を使っています。虫は野菜畑の電球の下に置かれた水のボウルで死ぬのです」

地元の人も市場を訪れた。彼らは価格に対し、肯定的、否定的両方の反応を示した。

失業者のアミラル イスラムさんは価格は比較的高いが、普通の市場価格より安いと話した。

農家のモニラルさんは説明する。
「これらの野菜は新鮮で、毒である農薬を使わないためコストがかかります…価格は比較的高いですが、これらは健康に良いものです」

USAIDが資金提供したプロジェクトACVの下、IICEは輸送コストを提供した南の農家を支援するため、フェアを開催した。

直売所は農家が新鮮な野菜を販売し、適正価格を得た最初のものだった。それは政府の助けを借りた小さなステップだが、広範囲に役立つかもしれない。
主催者のリーズディン モシャラフ氏は話した。

この市場は12月10日までの毎週金、土曜、バングラデシュのクリシヒド研究所、バナニ、ウッタラフレンズクラブで開催される。

バングラデシュ/The Daily Star Nov 19 2016
http://www.thedailystar.net/city/fair-helps-vegetable-farmers-directly-reach-consumers-1316974

翻訳:松本
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