Guidebooks for PSC and JSC students, which were banned by the government, are being taken to shops from a press in Sutrapur of Dhaka. Photo: File
私たちの教育システムは、教科書の使用を妨げる傾向を引き起こしている。大勢の生徒はカリキュラムにない参考書なしでやっていくことができない。むしろ参考書は、5学年から増え続ける彼らが受けなければならない試験で良い点を取る手助けになっている。皮肉なことに複数の参考書は政府によって禁止されているが、大っぴらに売られている。 教師や生徒によると、教科書はかなり省略されており、生徒の課題項目についてよく理解することが難しいという。内容や演習問題、各学年の教科書に一貫性がないこと、教科書に背景が反映されていないことが、どんな意味なのかを気付く力を積み上げることを難しくさせている。 この欠点を埋め合わせるため、生徒は様々な参考書や塾で配られる問題解答集に頼る。内容を暗記することで生徒はテストで良い点を取ろうとする。だが知性を持ち、革新的に考えられる人間を育てるより、単純に学位を持つ生徒数を大量に増加させることが、国の未来にとって賢いことだろうか？ 生徒の参考書への依存を減らすため、教師は項目を単純化するための研修を受けるべきだ。それが案内役を果たす教師の役割だ。 学校当局は専門家から指導を受け、教科書の文脈を生徒が理解しやすいよう簡単にしたり、教育と相反する試験重視を減らすべきだ。 バングラデシュ/The Daily Star Dec 19 2016 http://www.thedailystar.net/editorial/students-dependence-guidebooks-1331827 翻訳：米澤 #バングラデシュ #ニュース #教科書 #参考書