女性向けアプリへ投資

女性向けアプリへ投資
ブラックは大勢の人々に良質な情報や相談サービスを提供するため、携帯電話アプリ"マヤ・アパ(Maya Apa)"への投資契約を結んだ。

ダッカ(Dhaka)のホテル・ラ・ヴィンチで行われた調印式で、ブラックのムハンマド・ムーサ事務局長は、今後2年間で4千万タカ(5695千万円)を投資する契約をマヤ・アパ創設者のアイヴィ・ラッセル氏と結んだ。

タラナ・ハリム通信担当国務大臣も出席した。

ブラック都市開発プログラムはこの契約により、5万人の女性の縫製工場労働者がマヤ・アパを使用する試験プロジェクトを実施する。

マヤ・アパは心身や法律に関する問題など、日常生活における相談や質問への解答に何時でも誰でも匿名でアクセスできるネット上の窓口だ。

質問が寄せられると関連の専門家へ転送され、3時間以内に解答が帰ってくる。このアプリは2015年2月に開始し、約15万件の質問に対して解答された。現在、1日1万人の利用者がアクセスする。

「社会を変える効果的なツールです。国内の全ての携帯電話ユーザーがこのサービスを利用すべきです」
国務相はこのサービスに期待を示し、ブラックやマヤ・アパに大規模キャンペーンを行うよう促した。

社会経済的な影響の分析ツールになる可能性があり、このプロジェクトへの投資に興味があったとムーサ事務局長。試験段階で5万人の女性と連携し、最終的に縫製工場労働者400万人へと拡大する予定だ。

ブラックの戦略・通信・地位向上担当のアシフ・サレフ上級部長は、マヤ・アパ利用者の60%は女性で、サービスはアンドロイド搭載のスマートフォン、インターネット、SMSから利用可能だと話した。

バングラデシュ/The Daily Star Feb 16 2017
http://www.thedailystar.net/business/brac-invest-maya-apa-app-1361749

翻訳:米澤
#バングラデシュ #ニュース #アプリ #女性