Mirza Azam, state minister for textiles and jute; Ma Mingqiang, ambassador of China to Bangladesh, and Shubhashish Bose, secretary in charge of the ministry of textiles and jute, attend the opening of the 11th Dhaka International Yarn & Fabric Show 2017—Winter Edition and Dhaka Int’l Denim Show 2017, at International Convention City Bashundhara in the capital yesterday. CEMS Global and CCPIT (CCPIT-TEX) organised the three-day event. CEMS Global
米国やヨーロッパなど、強い立場にあった市場への衣料品輸出が課題に直面しているにも関わらず、世界の布地や糸メーカーはバングラデシュを潜在力のある市場と捉えている。
布地や糸は国内で生産されているが、バングラデシュは増加する需要を満たすため、良質な材料を輸入する必要がある。
バングラデシュの紡績工は、国内のニットウェア材料の90%以上、織物の40%以上の需要を満たす。
「衣料品メーカーの布地需要増加のため、バングラデシュは我々にとって良い市場です」
ニットウェア織物メーカーのJiangsu・Wulong・ニッティングのラヴェンダー・チャン氏は話す。
チャン氏は、第11回ダッカ国際繊維生地展示会2017(冬季)とダッカ国際デニム展示会2017で講演した。
ミルツァ・アザム繊維・ジュート担当国務相が展示会の開会宣言を行った。CEMSグローバルとCCPIT(CCPIT-TEX)が共同で、ダッカ(Dhaka)の国際コンベンション・シティ・バシュンダラで開かれた展示会を主催した。
6カ国の約180社が、3日間の展示会で製品を展示する。
不安定な経済と大統領選により、最大の輸出相手国米国への2016年の衣料品輸出は、54億9千万ドル(6255億円)と前年に比べて1.96%減少した。
昨年は英国やその他のヨーロッパ諸国への輸出も減少した。
「中国が世界の衣料品事業の市場シェアを失い、我々にとってバングラデシュは将来性のある市場です」とチャン氏。
彼女は衣料品市場に布地を大量に供給することが可能なバングデシュで、リネンのような特別な布地は非常に高値だという。
「事業が成長しており、我々は将来ダッカに営業所を開設する計画です」
チャン氏は展示会に参加するため、初めてバングラデシュを訪れた。
「バングラデシュの布地と糸の市場は拡大し、顧客の需要は高まっています」
中国から世界中にリネン生地を卸すフアレン・リネン・グループ(バングラデシュ)のアリフル・ラーマン・ドゥーワン販促部長は話す。
現在、同社はリネン生地を15社に卸しているが、2020年末までに顧客を100社に増やす目標だという。
「バングラデシュで取引先100社という目標を達成することは難しくありません」
ファレン・リネン・グループは年間6千万ヤード近くの生地を生産する。
在バングラデシュ中国大使のMa・Mingqiang氏、繊維・ジュート省のシュブハシシュ・ボーゼ事務官、バングラデシュ衣料品製造・輸出業者組合のファルケ・ハサン上級副会長らが開会式に出席した。
バングラデシュ/The Daily Star Feb 16 2017
http://www.thedailystar.net/business/global-yarn-makers-see-bangladesh-potential-market-1361743
翻訳:米澤
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