昨日、ハシナ首相は、現政権はこれ以上ジュート産業を衰退させようとする陰謀に与せず、失われたジュートの栄光を取り戻すために働くことを表明した。
国際ジュートデーを記念してダッカのクリシビット機関で開かれたプログラムでそう話した。
「ジュートには農家や労働者を含む国民の運命が織り混ざっています。そのため重要視するのです。ジュートの栄光は復活するでしょう」
RMG(既製衣料品)やICT分野の輸出が持つポテンシャルのように、多様なジュート製品の生産と輸出を増やす明るい見通しがあるとハシナ首相はいう。
ジュート製品の多様化を図るために研究が必要だが、バングラデシュは生分解性があって環境を汚染しない“ジュートポリエチレン”を作り出した。製品を多様化し、国内各地で生産を増やすため、現在様々な研究が進められていると補足した。
また、1975年に国父が暗殺された後、ジュートが安い値段で買い叩かれ、大変な状況になったことを後悔した。
ハシナ首相は、BNP(国民党)とJamaat同盟が2002年、国内最大のアダムジージュート工場を閉鎖することで、ジュート産業の破壊をやり遂げたと話した。閉鎖されたジュート工場を再開させるため、政府は様々な措置を取るという。
首相はジュート部門の発展に貢献した10の団体・個人を表彰した。
バングラデシュ/The Daily Star Mar 10 2017
http://www.thedailystar.net/city/govt-working-restore-golden-fibres-glory-1373590
翻訳:藤重
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