ダッカの生活環境は214位

ダッカの生活環境は214位
生活環境という点でダッカ(Dhaka)は231都市中214位であり、バグダッドが再び最下位になった。ロイター通信が報じた。

ニューヨークに本拠を持つ世界最大の人的資源コンサルティング企業マーサーは、各都市の環境に対する順位付けを行った。結果は14日に公開された。

オーストリアの首都ウィーンが8年連続で首位の座を獲得し、最も良い生活環境であることを示した。

231都市を対象としたこの調査は、企業や機関が外国で働く職員に補償や危険手当を決める際の手助けになるという。調査は政治の安定性や健康管理、教育、犯罪、娯楽、輸送といった数々の基準を用いている。

世界の中心的都市であるロンドンやパリ、東京、ニューヨークすら上位30都市には入れず、ドイツやスカンジナビア半島、カナダ、ニュージーランド、オーストリアの大都市の多くに後れを取る結果となった。

アジアではシンガポールの25位が最も高く、米国ではサンフランシスコの29位が最高順位だった。アフリカでは南アフリカ共和国のダーバンが87位で最も高かった。

2位はスイスのチューリッヒ、3位はニュージーランドのオークランド、4位はドイツのミュンヘン、5位はカナダのバンクバーだった。近隣地区ではインドのハイデラバードが144位、プネーが145位、バンガロールが146位、チェンナイが151位、コルカタが160位、ニューデリーが161位、パキスタンのイスラマバードが194位、カラチが204位だった

ウィーンの住人1800万人は、カフェや博物館、劇場、オペラを楽しんでいる。建築はかつてハプスブルグ帝国の中心であった影響を受け、賃貸料や公共交通料金は他の西洋諸国の都市よりも安い。

バグダッドは再び世界最下位になった。米国主導による2003年の侵攻以来、宗派間の暴力が広まった。

シリアのダマスカスは下から7番目、下位には中央アフリカ共和国のバングイやイエメンの首都サナア、ハイチのポルトープランス、スーダンのハルツーム、チャドのンジャメナが名を連ねた。

Prothom Alo Mar 14 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/142239/Dhaka-ranks-214th-of-231-cities

翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #世界生活環境調査