幸福指数、バングラは110位

幸福指数、バングラは110位
国連の“国際幸福デー”に合わせて昨日発表された世界幸福報告書2017によると、バングラデシュはインドやスリランカより幸福だという。

バングラデシュは調査した155カ国のうち110位で、スリランカとインドは120位と122位だった。パキスタンは80位、ブータンは97位、ネパールは99位という結果だった。

2012年、国連が始めた国際的イニシアチブ“持続可能な発展ソリューションネットワーク(SDSN)”の報告書は、ノルウェーは世界一幸福な国であるとした。

昨年の1位はデンマークで、バングラデシュは昨年と同順位だった。

今年はデンマーク、アイスランド、スイス、フィンランド、オランダ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、スウェーデンがトップ10入りした。下位は南スーダン、リベリア、ギニア、トーゴ、ルワンダ、タンザニア、ブルンジで、中央アフリカ共和国が最下位だった。

米国は14位、英国は19位にランクインした。

アフリカ大陸でサハラ砂漠より南にある国や、紛争で打撃を受けた国は予想通りスコアが低かった。飢饉に苦しむイエメンと南スーダンは146位と147位、その間にあるシリアは152位だった。

この世界幸福報告書は、人々がどんな風に、なぜ幸せであるかという“主観的な幸福”を測っている。1人当たりGDP、健全な平均余命、自由、寛大さ、社会的支援、政府や企業における汚職のなさなども考慮に入れる。

「報告書では特に、個人や国の幸福の社会基盤に注目する...今年の幸福度ランキングのトップ10とワースト10の人生における経験を比較している。仕事もまた幸福度に大きく関係する。失業は幸福の大きな低下を招き、仕事をしている人でさえ、仕事の質は幸福の大きな変化を引き起こす可能性がある」

中国は25年前に比べて幸福度が減少し、米国でも減少していると報告書はいう。

「2007年、米国はOECD国の中で3位だった。2016年には19位となった。理由は社会的支援の低下と政治的腐敗の増加で、北欧諸国がなぜ幸福度が高いのかを説明するのと同じ理由だ」

2013年以来、国連は世界の人々の幸せの重要性を認識する方法として、3月20日を国際幸福デーとしている。

バングラデシュ/The Daily Star Mar 21 2017 
http://www.thedailystar.net/frontpage/happiness-index-bangladesh-ranked-110th-4th-s-asia-1379047
翻訳:藤重
#バングラデシュ #ニュース #国際幸福デー