【Financial Express】ミャンマー西部ラカイン州のロヒンギャムスリム少数派に対する迫害をバングラデシュ高官と話し合うため、インドネシアのルトノ・マルスディ外相がダッカを訪問する予定だ。
現在ミャンマーにいるルトノ外相はシェイク・ハシナ首相やAH・マームード・アリ外相と会談する。
ルトノ外相はウキア(Ukhia)にある難民キャンプも訪れる予定だと外交筋は話した。UNB報告。
だが、外務省はルトノ外相のダッカ訪問に関してまだ公式発表はしていない。
8月25日、ラカイン州の警察や軍への攻撃後、ミャンマー軍が弾圧を始めたため、女性や子ども主体のおよそ8万人がバングラデシュに流れ込んできた。
昨年12月、大臣はコックス・バザール(Cox’sBazar)のロヒンギャ・キャンプを訪れ、バングラデシュ当局とロヒンギャ危機に対する永続的な解決策を議論した。
バングラデシュは暴力の蔓延を止め、"長期化した"問題の解決策を見出すため、ミャンマーと協力するインドネシアの意欲を歓迎した。
外務省担当者によると、火曜日、AH・マームード・アリ外相とルトノ・マルスディ外相はこの問題について電話会談を行ったという。
一方、バングラデシュのマームード・アリ外相は水曜日、ロヒンギャ問題について、新しく赴任したインドネシアのリナ・プリスヤスミアルシ・ソエマルノ大使と外務省内で会談を行った。
8月25日のミャンマー治安部隊の攻撃以降、ラカイン州の暴力は激しさを増した。その結果、避難先を求めてバングラデシュに大量のロヒンギャが流入してくることに外相は懸念を表明した。
安全保障上の懸念に対処するミャンマーを応援すると、外相は繰り返し話した。
そして、ラカイン州の永続的な問題解決のため派遣されたコフィ・アナン氏が主導する"ラカイン諮問委員会"が出した勧告の実施を重要視した。
会談の中でアリ外相はインドネシアの投資家に対し、バングラデシュでの有利な投資機会の開拓や、客車や機関車の生産拠点を設立することを奨励した。また、新しく赴任したソエマルノ大使を祝福した。
外相はバングラデシュとインドネシアの緊密な関係に満足感を表明しながら、貿易や投資など、相互関心分野における二国間協力をさらに深化させる必要性を強調した。また、医薬品部門における合弁事業の明るい見通しを指摘した。
インドネシア大使は、インドネシアからのLNG調達に関してペトロバングラとインドネシアペルタミナで交わされた覚書が承認されたことを外相に通知した。また、ダッカ-ジャカルタ間の直行便確立に関する議論は高度なレベルまで前進したと話した。さらに、インフラ部門や家禽・食品加工部門への投資にインドネシアが関心を持っていることを伝えた。
インドネシア大使は外相に対し、インドネシアのビジネスマンのため、ビザプロセスを緩和するよう促した。
バングラデシュニュース/Financial Express Sep 4 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/national/indonesian-foreign-minister-likely-to-arrive-dhaka-tuesday-1504521764
翻訳:吉本
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