ダッカはまだガラガラ

ダッカはまだガラガラ
【The Daily Star】イード祝祭を終えて故郷から帰ってきた市民が少ないため、まだ、人があふれる普通のダッカには戻っていない。

だが、遊園地や博物館、行楽地、公園、動物園には大勢の人が押し寄せている。

カジ・ヌルザル・イスラム通り、モティジール、グルシャン、グルシャン通り、ミルプール道路など、通常混雑する通りはガラガラで、ほとんどのバスに空席を見つけることができた。

高官は戻ったが、ほとんどの職員やスタッフは休みを取っているため、事務所は閑散としている。

大臣の大部分は事務所にいないため、通常は人が多すぎて窮屈になる待合室には少しの訪問者しかいなかった。

「街が混雑しないのであれば、いつも休みだったらいいなと思います」
高校生のショエブさんは友人と一緒にシャウバグにある国立博物館に来ていた。

「交通渋滞はなく、頻繁にクラクションが鳴ることもありません。まるで夢のようです。私は行きたいところ、どこへでも行くことができます」
モティジールのリキシャ引きハサン・ミアさんは話した。

だが、お祭りムードの中、多くのリキシャ引きやCNGドライバーは高い運賃を請求した。

「イード休暇で多くの人が故郷に帰ってしまい、お客は少ししかいません。だから高い運賃を請求するしかないのです」
ドライバーのハメッド・アリさんは話した。

道端で暮らす人たちはゴミ箱を掃除したり、信号機のそばで物乞いするより、余暇に時間を費やしているようだ。ストリートチルドレンはおしゃべりに夢中で、ほとんどの食料品店は正午に店仕舞いする。そのうえ、市場のほとんどは閉まったままで、台所市場にはほんの少しの野菜や魚しかない。その結果多くの市民、とりわけさまざまな理由でダッカに残った独身者は哀れなものだった。

交通量の少ない道路は交通整理を必要としないため、交通警察は穏やかな時間を過ごしているように見えた。

バングラデシュニュース/The Daily Star Sep 5 2017
http://www.thedailystar.net/city/dhaka-yet-get-back-normalcy-1457665
翻訳:吉本
#バングラデシュ #イード #ダッカ #ガラガラ