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【The Daily Star】ミャンマーラカイン州で迫害を受けてバングラデシュへ逃げたロヒンギャの帰還を保証するため、バングラデシュ政府は国連からの支援を求めた。 難民の本国帰還のため、バングラデシュとミャンマーの二国間協定に署名した後、事態は進展した。 昨日、マーク・ローコック国連人道理事とユニセフのアンソニー・レイク常任理事が外務省を訪れた際、AH・マームード・アリ外相は国連の支援を求めた。 10月2日、ダッカで開かれたミャンマーの国家顧問事務所統合大臣のチョー・ティン・スー氏との二国間会談後、マームード外相は記者団に対し、国連の関与なしに、ロヒンギャのための合同ワーキンググループを作ることを確認したと話していた。 「バングラデシュはミャンマーと二国間協定を結び、ミャンマー代表団に草案を手渡しました」 だが、危機を二国間で解決しようとする動きは、国連の関与なしにミャンマーとの本国送還を進めるのは賢明ではないと強く考える外交官ら外交専門家の間に深刻な混乱を招いた。 専門家らはミャンマーの大臣のバングラデシュ訪問と、ロヒンギャ難民を"積極的に"取り戻すという提案を見聞きしたが、「ミャンマーはロヒンギャを取り戻すという名目で世界的批難を和らげ、バングラデシュをだまそうとした可能性があり、信用できない」と口にした。 このような状況のもと、マームード外相はロヒンギャ難民の帰還を保証するため、国連の支援を求めたのである。 だが、ミャンマーは両国間の問題は"国益を考慮して両国間で"解決されるべきだと述べ、送還に国連を巻き込むことは望んでいない。 外相は国連トップ2人へのロヒンギャ流入の説明の中で、ちょうど1カ月で50万人以上のロヒンギャがバングラデシュに入国したと話したという。
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Refugees take money from a Bangladeshi NGO official as they board a boat to go to a camp. Photo: AFP
また、強制的に移住させられたミャンマー国民(ロヒンギャ)90万人以上の存在が、バングラデシュにとって深刻な人道的問題を作り出していると説明した。 その上で国連に対し、ミャンマーのチョー・ティン・スー大臣との会談で、ロヒンギャの持続的な帰還の重要性を強調したと伝えた。 ミャンマーの大臣は国民(ロヒンギャ)を連れ戻す意思を表明したと、外相は話した。 Bangladesh News/The Daily Star Oct 5 2017 http://www.thedailystar.net/frontpage/mayanmar-rohingya-crisis-return-refugees-govt-seeks-un-support-1471759 翻訳:吉本 #バングラデシュ #ニュース #ロヒンギャ #国連 #ミャンマー #帰還