世界の衣料品輸出が減少:WTO

[The Daily Star]世界貿易機関(WTO)のデータによると、繊維製品と衣料品の輸出上位10カ国の出荷は、需要の減退により2016年に減少した。

上位10カ国の世界の繊維・アパレル輸出額の現在のドル価値は、2016年にそれぞれ2460億ドルと3840億ドルとなり、前年度からそれぞれ220億ドルと30億ドル減少した。

英国のイノベーション・イン・テキスタイル社(テキスタイルの革新)は、出荷が3%減少したにもかかわらず、世界の輸出が37%増加し、2016年には中国が織物のトップ輸出国となった。

次の最大の輸出国は2016年に1%増えた23%のシェアを持つ28カ国のブロックであるEUと6%のシェアで6%の低下であった。

パキスタンは第9位から第7位に上昇し、ベトナムは2%のシェアで9%増とトップ10入りした。

上位10社の輸出企業の半数以上が輸出額の減少を記録し、香港が13%、台湾が8%、韓国が6%、米国が5%、中国が13% 3パーセント。

2016年の衣類の上位10輸出者は変わらなかった。しかし、香港(中国)は5位から6位に下がり、インドは逆転して5位に上昇した。

中国の衣料品輸出は7%減少したが、2016年に世界の衣料品輸出額の36%を占めてトップレベルを維持した。

EUの衣料品輸出は2016年に4%増加し、市場占有率は26%となった。

カンボジアとバングラデシュでは、両国ともに6%の増加となった。中国と米国の輸出はそれぞれ7%と6%減少した。

国際的な繊維輸入額の37.9%を占める2016年には、EU、米国、中国が価値の高さから織物輸入上位3位に入った。

ベトナム、日本、香港(中国)、バングラデシュ、メキシコ、トルコ、インドネシアが続いた。

EU、米国、日本は2016年にアパレルの輸入上位3位であり、2016年の世界アパレル輸入の63%を占めている。

注目すべきは、中国の衣料品輸入は年間17%の伸びを示しており、韓国は12%、オーストラリアは5%の伸び率を示している。


Bangladesh News/The Daily Star 20171212
http://www.thedailystar.net/business/global-garment-exports-fall-wto-1503700