【Financial Express】
輸出高の減少と輸入高の増加により貿易格差が拡大しており、経常収支赤字は今会計年度(2018年度)末に40億ドル(4,346億円)を超える可能性が高い。
中央銀行が29日に発表した最新の予測では、今年度の経常収支は43.4億ドル(4,715億円)の赤字になる可能性があるとされている。
前2017年度は14.8億ドル(1,608億円)の赤字、2016年度は42.6億ドル(4,628億円)の黒字だった。
今年度の貿易赤字が前年度の94.7億ドル(1兆289億円)からさらに増大し、過去最大の131億ドル(1兆4,232億円)に達する可能性があることによる。 16年度の貿易赤字は64.6億ドル(7,019億円)だった。
「高い輸入成長に後押しされ、18年度GDPの約1.5％と予測される拡大した経常収支には、好ましい金融勘定の動向から資金が賄われると予測される」
中央銀行は最新の金融政策発表でこのように述べた。
他方、バングラデシュ銀行(BB)は、この今年度末までに全体的な国際収支(BoP)が現在の赤字水準からプラスの領域に戻ると予想している。
BoPの黒字は今年度末までに3.93億ドル(427億円)に達するとBBは予想する。2017年度には31.7億ドル(3,444億円)、2016年度には50.4億ドル(5,476億円)の黒字だった。
今年度7-11月期、BoPは4.79億ドル(520億円)の赤字に転落した。2017年度の同期間には19.9億ドル(2,162億円)の黒字だった。
BoPは今年度の7-10月期の時点で2.25億ドル(244億円)の赤字だった。今年度第1四半期(7-9月期)時点では3.6億ドル(391億円)の赤字だった。
Bangladesh News/Financial Express Jan 30 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/current-account-deficit-likely-to-cross-40-billion-in-fy-18-bangladesh-bank-1517293771
翻訳：松本
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