毎年15万人が癌で死亡

毎年15万人が癌で死亡
【Prothom Alo】癌は単独の病気ではなく、200以上の病気を含んだ病気であると、4日、専門家は述べた。

癌は人体細胞が反乱を起こし、体内のあらゆる場所で無秩序かつ制御不能な成長を始め、発症した人の知らない内に急速に広まっていく病気だ。

ダッカ市内のアハサニアミッション癌病院で行われた世界癌の日2018の記念行事で専門家が言及した。

専門家によれば、あらゆる癌疾患の3分の1は予防可能で、疾患の3分の1は初期段階で診断されれば治療可能、3分の1の末期癌は適切な治療により緩和もしくは苦しみを和らげ、通常の生活に復帰できるようになるという。

国際癌研究機関(IARC)は、2005年時点の癌による死亡率は7.5%だったが、2030年には13%に上昇すると予測する。

男性は肺癌と口腔癌の死者数が、女性は乳癌と卵巣癌の死者数が最も多い。

アハサニアミッション癌総合病院(AMCGH)癌科上級顧問のAMA・シャリフル・アラム教授によれば、バングラデシュではおよそ80万から100万人の患者が癌で苦しんでいるという。

毎年、約20万人が新たに癌を発症し、約15万人が癌で死亡する。教授は世界保健機関(WHO)のデータを引用した。

AMCGH医療責任者のカムルッザマン・チョウドリー教授が歓迎のスピーチを行い、国際ビジネス農業技術大学(IUBAT)のアブドゥル・ラブ副総長、ハーバード大学のジャヒドゥル・イスラム教授が講演を行った。

映画俳優のファルーク氏が特別ゲストとして参加した。行事はダッカアハサニアミッションのカジ・ラフィクル・アラム会長が主宰した。

Bangladesh News/Prothom Alo Feb 04 2018
http://en.prothomalo.com/lifestyle/news/170592/About-150000-Bangladeshis-die-of-cancer-every-year
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #医療 #世界癌の日