18事業中8事業が候補

18事業中8事業が候補
【Financial Express】複数の大型官民パートナーシップ(PPP)事業に対する政府間(G2G)協定を通じ、日本から民間投資を獲得できる機会が生まれる可能性がある。

関係者によれば、大規模投資を獲得するため、特別なPPP窓口が設けられるという。

バングラデシュPPP局は日本の潜在投資家と情報を共有した後、最新の開発枠組みの下で複数事業の選定を進めており、現在、日本用のG2GPPPデスクを前向きに検討しているという。

日本の国土交通省を通じて、可能性がある事業に関するやり取りがなされた。

「第1回共通綱領会合で情報が共有された18事業のうち、まず8つ以上の事業が選ばれました」
関係者は話す。

だが、6月までに日本で開催予定の次回の共通綱領会合で、最終選考があるという。

12月6日、協力覚書(MoC)に基いて開催された第1回共通綱領会合には、PPP局と国交省の職員に加え、潜在事業に関連する省や日本の民間投資家、バングラデシュの省庁職員の代表者が参加した。

MoCはG2GPPP政策枠組みの下、日本政府を通じた日本の民間企業による投資環境を構築する綱領作成を目的として6月に締結された。

関係者によれば、PPPG2G窓口が必要な調査の実施や文書の準備、潜在事業の現場訪問といった様々な面で調整し、双方がさらに取り組みを行っていくという。

国交省は8事業を候補に挙げたが、作業期間中に複数の事業が追加あるいは省かれる可能性がある。

また、PPPG2G政策による新たな協定は、資金提供や良い投資家の選定などで助けとなるものの、両者はPPPのガイドラインや法律に基づき、それぞれの足場固めを実施する。

情報筋によれば、始めに候補として挙げられた事業のうち、ディラスラム鉄道駅近くの新規ICD建設だけが経済問題に関する内閣委員会(CCEA)の承認を得たという。

この他の事業には、カマラプール鉄道駅や空港駅の複合拠点、ダッカ市周辺部の環状鉄道、パドマ第2多目的橋、外側環状道路、6つの輸送ハブ、新都市鉄道の建設がある。

これらの事業は第1回共通綱領会合後、国交省を通して共有された際、多くの日本企業が興味を示したため最初の候補に挙げられたという。

一方で、バングラデシュ鉄道による病院建設事業を候補に含める交渉も進められている。

Bangladesh News/Financial Express Feb 15 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/eight-out-of-18-probable-projects-get-shortlisted-1518673685
翻訳:長谷川
#バングラデシュ #ニュース #建設事業 #日本