英議員、ICCへの付託求める

【Prothom Alo】ミャンマー軍のロヒンギャに対する恐ろしい"治安作戦"について、英国政府は軍をICC(国際刑事裁判所)に付託すべきとの声明を出す時だと、100人以上の英国国会議員が述べた。

この作戦はOHCHR(国際連合人権高等弁務官事務所)が民族浄化と呼び、ジェノサイドに相当する可能性があるとしている。

「イギリス政府は、ミャンマー情勢をICCに付託すべきだと明確な声明を出す時です」

議員らは21日、ボリス・ジョンソン外務・英連邦大臣[1]に対し、この呼びかけに沿った措置を求める書簡を提出した。

「ミャンマー軍のミン・アウン・フライン司令官のICCへの付託を求める100人以上の議員が署名した書状を、外務・英連邦大臣に送りました」
ルシャナラ・アリ議員はフェイスブック上で文面をシェアした。

ルシャナラ氏は2017年8月にミャンマー軍がロヒンギャへの迫害を始めてから、68万8千人がバングラデシュへ避難したとの国連の記録を引用した。

国境なき医師団は先日、わずか1カ月間で子ども730人を含む約7千人のロヒンギャが殺害されたことを示した。この数字は当初の推定よりもわずかに大きいと考えられると、ルシャナラ氏は書状に記している。

軍や治安部隊、群衆、あるいは軍が支援する民兵が、数千人のロヒンギャ女性をレイプしたとルシャナラ氏。

「国連高等人権弁務官はロヒンギャの人々に起こっていることを、軍によるジェノサイド行為の可能性を否定できない作戦と呼びました」
ルシャナラ氏はロヒンギャの人々に行われている恐ろしい犯罪行為についての説明責任があると補足した。

[1]…他国の外務大臣に相当

Bangladesh News/Prothom Alo Feb 21 2018
http://en.prothomalo.com/bangladesh/news/171463/100-British-MPs-for-ICC-referral-for-Myanmar%E2%80%99s
翻訳:長谷川
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