RMG労働者雇用やや減速

【Prothom Alo】3日、政策対話センターは、近年、衣料品製造(RMG)企業の雇用の伸びがやや減速し、女性労働者の割合も低下したと話した。

CPDのコンドカル・ゴラム・モアッゼム研究責任者は“RMG企業における継続的な更新:調査による予備結果”についての情報を提示した。

モアッゼム氏は193企業2270人で調査した。その中で大企業の47.37%、中企業の25%が最新技術を使っているが、男性に比べて女性が様々な機械の動かし方について知識が少ないことが、女性労働者減少の原因であるかもしれないと分析した。

調査報告書では、工場の管理職の大半が男性であるため、管理部門での性別の不均衡が高水準で続いていることが示されている。

RMG企業の規模(労働者数)はわずかながら増加しているが、生産労働者全体の性別バランスが傾き、女性労働者数が低下している。

グレードⅢ、Ⅳ、Ⅴのような中位グレードの女性労働者は徐々に増えているが、グレードⅠ、Ⅱのような上位グレードの女性労働者の層は薄いままだ。

限定的な水準であるが、調査結果は約3%の男女間賃金格差を示している。

同じ仕事をする男性の平均賃金に比べ、下位グレードの女性労働者は高く、中位グレードの女性労働者は低い。

調査によると、賞与を除く月給は、男性は平均7270タカ(約9249円)、女性者は平均7058タカ(約8979円)となっている。

講演者や対話集会参加者は、女性労働者への技術研修や社会保障の不足が原因だと指摘する。

バングラデシュムクト・スラミク連盟の代表は、女性の大半は工場の生産と仕上げ部門だけを好み、男性はそれ以外の部門を好むと話した。

講演者や参加者によると、RMG業界が重機械を採用していることが、女性労働者減少に繋がる可能性があるという。

Bangladesh News/Prothom Alo 20180304
http://en.prothomalo.com/economy/news/171973/Employment-growth-falls-in-RMG-sector-CPD
翻訳:松本
#バングラデシュ #ニュース #女性 #労働者 #RMG