首相、クォータ制見直し要求

首相、クォータ制見直し要求
【Financial Express】シェイク・ハシナ首相は、公共サービスにおける既存のクォータ(割当)制度を吟味するよう、人事省に指示した。

複数のテレビ局はムハンマド・シャフィウル・アラム官房長官の言葉を引用して、首相が9日の閣議で指示を出したと伝えた。

一方、バングラデシュ連合ニュースは内閣官房の言葉として、クォータ制度の見直しについて言及した。

人事省はクォータ制度について分析したうえで首相に報告するだろうと、官房長官は話した。

首相が官邸で開催した閣議では、当初クォータ制度について議論する予定はなかった。

閣議後、内閣官房長官が決定についてメディアに発表した。

「公共サービスにおけるクォータ制度について、閣議で結論は出ていません。しかし、見直さなければならないでしょう」

クォータ制度のため、メリットリストの求職者は機会を奪われてきたと、閣議で議論になったという。

さらに、誰も実績のある求職者を拒むものはいないとし、メリットリスト(合格最低点に達した学生の順位表)にある人は最新の求人票の修正後、より良い仕事を得る機会があると官房長官は話した。

第33回BCS(バングラデシュ公務員試験)ではメリットリストから77.4%、第35回BCSでは67.49%、第36回BCSでは70.38%の求職者が任命されたという。

2月17日、学生や求職者は政府職務のクォータ制度に反対するデモを始めた。9日早朝、シャウバグでデモ中の学生に警察が行動を起こしたことで、運動に暴力が加わった。

政府は3月7日、空きポストをそのままにするという従来のシステムを緩和するという通知を出していた。

現在、ふさわしい候補者をクォータから取得できないために空いたままになっている様々な政府の仕事は、メリットリストで埋められることになる。

Bangladesh News/Financial Express Apr 9 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/national/pm-asks-to-review-existing-quota-system-1523275001
翻訳:吉本
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