[The Daily Star]中国当局は最大の貿易相手国南アジアの赤字を減らし、貧困を支援すると言うが、バングラデシュは中国との自由貿易協定締結を急がないと、バングラデシュの上級貿易担当者は述べた。
中国は6月、2016年に初めてFTAの発想を浮き彫りにして会談を行う予定である。バングラデシュはいかなる貿易相手国とのFTAも持っていない。
ロイター通信によると、商業省のシャウハシッシュ・ボーズ事務局長は、「今はこのような合意に署名するつもりはなく、急いではないが、引き続き議論するつもりだ」と述べた。
バングラデシュは主に、機械、綿、消費者製品、化学製品を中国から輸入し、ジュート、ジュート製品、レディメード衣類、加工レザーを輸出している。
ダッカの中国大使館の経済商業顧問である李光潤は、バングラデシュの赤字削減には、両国間の年間160億ドルの貿易額のうち、中国への輸出額が10億ドルに過ぎないため、合意になると述べた。
李首相は、「バングラデシュからの輸出拡大を望み、それがより競争力を高める必要がある」と述べた。
「バングラデシュが自由貿易協定(FTA)に署名すれば、この巨大な貿易格差を縮小することができるだろう」と述べ、バングラデシュへの中国の投資の増加とバングラデシュの輸出の多様化につながると付け加えた。
両当局者は、長所と短所を勘案して検討する必要があると述べた。
Bangladesh News/The Daily Star 20180425
http://www.thedailystar.net/business/bangladesh-official-says-no-rush-free-trade-pact-china-1567318
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