中退者2000人に訓練

中退者2000人に訓練
【Financial Express】1120人の女子と30人のトランスジェンダーを含む2000人以上の学校中退者は、ラジシャヒ(Rajshahi)市にふさわしい市民となるため、スキル開発訓練を受けた。

バングラデシュに本拠を置く国際開発機関BRACは、『スキル開発プログラム』の下、さまざまなニーズに基づいた訓練を提供し、訓練後の就職を進めている。

5日、ラジシャヒ市の学習リソースセンターで開かれたBRACの現場労働者の発表会で明らかになった。

BRAC理事長のムハンマド・ムーシャ博士、プログラム責任者のシャヒクル・イスラム博士やアンナ・ミンジ博士、シャヒード・シャム・アザド事務局長らが参加した。

会合前、彼らは地域で実施されている様々なBRACプログラムの進捗状況を見た。

プログラムには教育や社会的エンパワーメント、総合開発、ジェンダー公正と多様性、マイクロファイナンス、人材育成、健康と栄養、乳児の授乳、成人の健康、乳児や妊産婦のケアなどが含まれる。

ムハンマド・ムーシャ博士は中退者に対し、スキル開発プログラムの下で全ての政府機関や民間組織が力を合わせる必要性を強調した。

中退した子どもたちは家族から適切な指導を受けることはなく、たくさんの非行行為や薬物に関与しているとの見方を示した。

スキル開発プログラムを受けることで、これらの子どもたちが不健全な精神状態を乗り越え、価値のある市民となることを支援する時が来ているとムーシャ博士。

また、地域社会の大人たち、とりわけ親や教師に社会的意識を植え付けることで、児童婚の防止や女性に対する暴力の削減に繋がることになると述べた。

最後に、社会問題を根絶するため、BRAC現場労働者は誠心誠意職務を遂行するよう促した。

Bangladesh News/Financial Express Sep 6 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/national/country/brac-provides-skill-dev-training-to-2000-school-dropouts-in-rajshahi-1536218035
翻訳:吉本
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