【The Daily Star】アジアで最もイノベーションが進んだ国はシンガポールで、最も進んでいない国はバングラデシュだ。
世界イノベーション指数2018報告書は、バングラデシュやカザフスタン、スリランカ、ネパール、パキスタンなど低位に位置する国は、今後、イノベーションからより多くの恩恵を受けるだろうと述べている。
バングラデシュはミャンマーやパキスタンと並び、2018年と2019年に5%のイノベーション成長率を持続するという。
7月に発表されたこの報告書は、今後10年間のイノベーション活力の展望を分析し、生産や貯蔵、流通、消費などの分野で可能性のある進展を特定している。また、画期的なイノベーションが草の根レベルでどのように起こるかを見て、小規模の再生可能システムがどう増加するかを説明する。
一方、アジアで最もイノベーションが進んでいるのはシンガポール、韓国、日本だとしている。
東南アジアはイノベーションの面で世界第3位に位置している。シンガポールは指標の大半のスコアが高く、地域をリードする。世界で見れば昨年より2つ順位を上げた。
韓国はイノベーションへの投資を増やした高収入国で、アジア第2位に位置する。投資を増やすだけではなく、『科学的出版物と大学の質を向上させた』と評価されている。その後、アジア第3位の日本が続く。
中国はアジア第4位。ダイナミックなイノベーション軌道に乗っている。中国のイノベーション力は、世界的な研究開発企業、ハイテク輸入、出版物の質、高等教育機関への入学において明らかである。
アジア第5位にランクされるマレーシアは中所得国に近付いている国の1つ。今年は高等教育、知識の普及、創造的な商品やサービスの強みによって順位が上がった。
第6位のタイは開発関係のイノベーションが進展した。その後はベトナム(7位)とモンゴル(8位)と続く。
インドもまた開発関係に成果を上げ、アジア第9位。報告書は、インドはイノベーション情勢の変化で著しい変化をもたらす国の一つだとしている。
ブルネイは高所得国だがイノベーションスコアは低位で、アジア第10位にランクされる。その後をフィリピンとインドネシアが続く。そして、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュがアジアでイノベーションの進んでいない国と位置づけられる。
報告書によると、アジアは保護政策、とりわけIPや知識の流れに影響を与える技術集約型部門を保護することで、イノベーションが成長するという。
報告書にあるダイナミクスが、あふれだす生産知識やコラボレーションの機会、新しい知識と革新の創造を作り出すことになる。
Bangladesh News/The Daily Star Sep 18 2018
https://www.thedailystar.net/bangladesh/news/bangladesh-least-innovative-country-asia-global-innovation-index-2018-1634962
翻訳:吉本
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