80ドル近くの油が乗る

[Financial Express][ロンドン19日ロイター] 19日の欧州石油市場で、原油価格が一時的に下落したものの、米国の鉱工業指数の上昇を上回ったため、供給不足が懸念された。

北海ブレント原油先物相場は、世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアが80ドル以上の価格で安心しているというメディア報道に続いて、1116GMTで1バレル当たり78.88ドルで15セント安の1万3000ドルとなった。

前日の1.4%増を記録した後、米国の原油先物市場は6セント安の69.79ドルとなった。

PVM石油アソシエイツのストラテジストタマス ヴァーガは、「この(価格)開発が正当化されたかどうかは、供給側の開発であり、市場はそれに対応している」と述べた。

「貿易戦争があれば、石油需要に影響を及ぼすはずだが、それは完全に無視されている。それは、市場が供給側の動きにはるかに敏感だということだ。私は次のイランに対する米国の制裁の次のラウンドが始まるまでの6週間。

今週のオプション市場では、石油供給に焦点が当てられており、投資家は大量の買い買いやコールオプションを買収した。

インターコンチネンタル・エクスチェンジからのデータによれば、来週までにブレント先物を80ドルと85ドルで購入する権利を所有者に与えるコールに対する関心は、月曜日と火曜日にほぼ45%増加し、5,400万バレルの石油に相当する。

ロイター通信は、9月5日、サウジアラビアは、米国の議会選挙まで収入を最大化することと、価格を抑えることのバランスを取るため、原油価格を1バレル当たり70〜80ドルに抑えたいとしていると報じた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアを含む他の生産者は、9月23日にアルジェリアで会合し、イランの供給喪失を相殺するために供給枠を枠組み内でどのように配分するかを議論する。

イランの石油輸出に影響を及ぼす米国の制裁は11月4日に発効する。多くのバイヤーが購入を縮小しているが、他の生産者がどのように供給を喪失してもどれだけ容易に補うことができるのかは不明である。


Bangladesh News/Financial Express 20180920
http://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/oil-hovers-near-80-dollars-1537375839/?date=20-09-2018