【The Daily Star】VoIP*経由で違法に国際通話として使われたとして、バングラデシュ通信規制委員会（BTRC）は9月にダッカで6度の取締りを行い、1万947枚のSIMカードを押収した。
そのうち5075枚はテレトーク、3897枚はエアテル＆ロビ、1414枚はグラミンフォン、426枚はバングラリンク、120枚は民間固定電話会社ランクステルだったと、BTRC担当者は8日の記者会見で話した。
BTRCは9月16日から20日にかけて、モハンマドプール、アダボ、バッダ、ウッタラ・パスティム・ターナーの住宅地で取締りを行い、VoIPで使われた370万タカ(489万円)相当の大量の機器を押収した。
取締りは緊急行動隊（Rab）が支援した。
BTRCのMd・ジャフルル・ホック委員長代行は、その場で8人を逮捕し、BTRC法に則って警察署へ送致したと述べた。
「BTRCは、携帯電話事業者に対して訴訟を起こすでしょう」
バングラデシュでは適法チャネルを通じ、海外からの着信コールを毎日平均4千万分受信するとホック氏。
一方、その他に違法チャンネルを通じて2500万分のコールがあり、数千万タカの収入を失っている。違法SIMカード一枚で1時間当たり106.98タカ(141.4円)の損失になるという。
BTRCは違法なVoIPビジネスの正確な位置を特定できる最新技術を使い、毎年5億タカ(6.6億円)の流出を防いでいる。
過去5年間で、121万6466枚のSIMカードを押収したと、ホック氏は述べた。
*インターネットやイントラネットのようなIPネットワーク上で音声通話を実現する技術
Bangladesh News/The Daily Star Oct 9 2018
https://www.thedailystar.net/country/news/over-10k-sims-seized-illegal-voip-btrc-1644172
翻訳：吉本
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