農産加工品輸出10億$へ

農産加工品輸出10億$へ
【The Daily Star】今後3年間でバングラデシュ農産加工品輸出は10億ドル(1110億円)を越える可能性があり、明るい未来がある。

「適切な政策支援が行われれば、農産加工品の輸出収入を増やすことができます」
バングラデシュ農産加工品協会(BAPA)のAFM・ファクールル・イスラム・ムンシ会長は話した。

479社で構成されるBAPAは、毎年144カ国におよそ5億ドル(555億円)相当の製品を出荷している。

ムンシ氏は、ダッカのボンゴボンドゥ国際会議場で3日間に渡って開かれた『第6回BAPAフードプロ国際博覧会2018』のオープニングでそう話した。

BAPAとエクストリーム博覧会・イベントソリューション社が共同で開催したイベントは、国内食品加工業者に最新技術を見てもらうため、農業や食品加工用の機会が展示された。

国内外から188社が参加し、開催時間は午前11時から午後7時となっている。

2005-06会計年度、農産品輸出金額が1200万ドル(13億3184万円)だったバングラデシュは、2021年までに20億ドル(2220億円)を越えるだろうと、トファイル・アーメド商業相はイベントの中で話した。

また、企業家に対し、ほとんどのバングラデシュ製品について与えたインドの無関税特典を利用することを提案した。

政府は農産加工品を含む農産物輸出を促進するため、20%のインセンティブを提供しているという。

ハルシュ・バルドハン・シュリングラ在バングラデシュインド高等弁務官は、両国間の農作物加工への協力について言及した。

「大事なのは協力であり、競争ではありません」
インド企業は農産加工分野に機械を供給でき、バングラデシュ企業は巨大なインド市場に商品を供することができる。

バングラデシュの対インド向け輸出は増加している。インドはバングラデシュ標準・試験機関によって認定された21製品を受け入れている。

ベノイト・プレフォンテイン在バングラデシュカナダ高等弁務官は、バングラデシュの食品加工には明るい見通しがあると話した。

アジア開発銀行(ADB)のマンモハン・パーカッシュ国内ディレクターは、農産加工品は農家の収入を増やし、収穫後の大きな損失を減らすことができるという。

中小企業を設置することで農村経済の活性化に繋がる。バングラデシュには適切な技術的スキルと、農産加工品の深い最新知識を持つ人材がさらに必要だと、パーカッシュ氏。

研究開発に投資し、品質を確保し、業界の競争力を高め、世界市場で勝つために食品安全や包装、マーケティングに資金投入して最新技術を持つことを提案した。

さらに、腐敗しやすい生鮮食品用の倉庫や高速輸送システムの確立を勧めた。

「政府はシード・キャピタルを提供し、農業部門で若い起業家を育てるためのスタートアップファンドを設立してほしい」

プラン(Pran)RFLグループのオーサン・カーン・チョードリ-会長兼CEOも挨拶に立った。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 26 2018
https://www.thedailystar.net/business/export/news/export-agro-processed-foods-hit-1b-2021-1651849
翻訳:吉本
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