【Financial Express】31日、ビジネスのしやすさに順位をつける世界銀行(WB)の『ビジネス環境』ランキングで、バングラデシュは1ランク順位を上げた。
ビジネス環境報告書2019でバングラデシュは190カ国中176位になった。昨年は190カ国中177位だった。
だが、その前年に発表されたビジネス環境ランキング2017でも176位だった。
つまり、今年は2年前のランクに戻ったことになる。
今回の報告書は、WBの第16版の年次レポートで、ビジネス活動を強化する規制と拘束する規制について調査している。
今年の報告書テーマは『改革のためのトレーニング』だ。
報告書はバングラデシュの貿易促進対策の進展について、良くも悪くもなっていないと指摘した。
「バングラデシュは適切な規制を行うため、関係者とコミュニケーションをとると同様に、港湾や税関での容量構築活動を通じて貿易促進を優先事項とすることにした」と、報告書は補足している。
1位はニュージーランドで、以下、シンガポールとデンマークが続く。ソマリアがワースト1位だった。
【追記】
The Daily Star(https://www.thedailystar.net/business/news/bangladesh-comes-last-south-asia-1654666)より
ビジネス環境報告書はビジネスのライフサイクルにおける事業開始、建設許可、電力取得、不動産登記、信用供与、小口投資家の保護、納税、国境を越えた取引、契約遵守、破産の解決の10分野での規制の変化を取り上げる。
バングラデシュは事業開始が131→138位、建設許可が130→138位、信用供与が159→161位、小口投資家の保護が76→89位、国境を越えた取引が173→176位と下がった。
一方、電力取得が185→179位、不動産登記が185→183位、納税が152→151位で順位を上げた。
Bangladesh News/Financial Express Oct 31 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladesh-176-among-190-nations-in-ease-of-doing-business-1540991434
翻訳:吉本
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