ブルーエコノミーに期待

ブルーエコノミーに期待
【Financial Express】バングラデシュの経済発展において、『ブルーエコノミー』*の分野で画期的なことが期待できる。

25日、ショナルガオホテルで開かれたセミナーの開会式後、AH・マフムード・アリ外相が記者団に話した。

「この分野でも画期的なことが起こることを願っています」

海洋に膨大な資源があるにもかかわらず、能力不足のためにほとんど利用されていないとアリ外相。

「科学技術やイノベーション、コミュニティーが必要です」
アリ外相は政府は共に働くことを必要としていると補足した。

記者からの質問に対してアリ外相は、ブルー経済は新しい考え方なので、利益を上げるには時間がかかると答えた。

「政府は先行して進んでいますが、民間企業もまた前進する必要があります」

外国人の選挙監視官についての質問に対しては、監視官はやって来ているが、それについては選挙管理委員会の担当者と話すよう記者団に提案した。

外相は主賓として、セミナー『ブルーエコノミーとEUホライゾン2020』で講演していた。

在ダッカEU大使のレンジュセ・ティーリンク氏も講演した。また、外務省海事局Md・クルシェド・アラム局長がプレゼンテーションを行った。

『ホライゾン2020』はEU最大の研究・イノベーションプログラムで、2014-20年の7年間で民間投資を含め、およそ800億ユーロ(10兆3484億円)の資金を利用することができる。

研究室から市場に向けて素晴らしいアイデアを取り入れることで、より多くの画期的な発見や『世界初』を約束している。

EU大使はバングラデシュに対し、より多くの参加を求め、ブルーエコノミー分野の研究資金を活用するよう促した。

また、ホライゾン2020が多くの機会を提供しているとして、EUはバングラデシュと深く関わっていく用意があると話した。 「バングラデシュには多くの機会があります。私たちは支援したいのです」

*自然生態系から着想された経済モデル。海洋を利用した経済開発。

Bangladesh News/Financial Express Nov 25 2018
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/fm-expects-breakthrough-in-blue-economy-1543132941
翻訳:吉本
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