児童婚と闘う少女たち

児童婚と闘う少女たち
【The Daily Star】女子生徒の5人の努力のおかげで、ラルモニルハット(Lalmonirhat)県ハチバンダ(Hatibandha)郡ティスタ川の僻地チャール(川中陸地)シンドゥルナで児童婚が大幅に減少した。

彼女たちはおよそ5ヵ月前にティスタ・シシュ・ダルを結成し、すでに5人の児童婚を阻止し、チャールに変化の風を吹かせている。

ほとんどが7-10年生(12ー15歳)の生徒たちは、児童婚の悪影響を啓発するため、少女やその保護者の家を個別訪問する。

このプラットフォームは、プラン・インターナショナル・バングラデシュが資金提供したエコ社会開発機構(ESDO)の統合コミュニティ開発プロジェクトIIの一環として行われている。

生徒たちを訓練するため、ESDOのコミュニティファシリテーターが毎週、ハチバンダ市街から4キロ離れたチャールを訪れる。

「ここで児童婚が完全になくなるまで活動を続けます」
マリア・アクター(14歳)さんは話した。

8年生のビューティー・アクターさんは、チャールに高校はなく、4キロ離れたシンドゥルナユニオンまで通学しなければならないため、勉強を続けることにが大変だと話す。

「両親は私たちが学校に行くことに興味は持っていません、でも、私たちは決心しており、両親が私たちを抑圧しないことを望んでいます」

コミュニティファシリテーターのジャスミン・カトゥン(26歳)は毎週、キャンペーンのやり方を生徒に説明し、時々生徒の活動に同行する。

ティスタ・シシュ・ダルのメンバーによると、キャンペーンにもかかわらず、ひそかに3人の子が児童婚をしてしまったという。

母親であるジェヘダ・ベガム(42歳)さんは、女子は15歳になる前に結婚した方が良いと考えている。その年齢を過ぎると、女子はたぶん(変な)誰かと関わるようになる。

「ここに楽しいものは何もありません。この辺りの女子のほとんどは教育を受けていません」
父親のナビアール・ラハマンさんは話した。

ラハマンさんはティスタ・シシュ・ダルの啓発活動は一定の役割を果たしていると認めている。

ティスタ・シシュ・ダルの活動を歓迎するシンドゥルナユニオン議会のヌラール・アミン議長は、子どもたちを児童婚から自由にするため、彼女たちを支援したいと話した。

Bangladesh News/The Dilay Star Dec 27 2018
https://www.thedailystar.net/country/news/schoolgirls-fight-child-marriage-teesta-char-1679293
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #児童婚 #ラルモニルハット #チャール