衣料品労働者の60%失職

衣料品労働者の60%失職
【The Daily Star】工場経営者によるオートメーション化のため、2030年までバングラデシュの衣料品労働者の約60%が仕事を失い、ロボットに置き換えられる。30日、バングラデシュソフトウェア情報サービス協会(BASIS)のサイード・アルマス・カビール会長は述べた。

同様に皮革部門では35%、観光部門では20%が失職するという問題を抱えるという。

「これはバングラデシュにとって非常に憂慮すべきことです。家具部門の140万人、農産加工部門の60万人の雇用も消滅する可能性があります」
カビール氏はダッカのウェスティンホテルで開かれた『第4次産業革命 - 準備』と題した会合で、基調講演を行った。

イベントはバングラデシュ・マレーシア商工会議所(BMCCI)が主催し、外交官、政府高官、輸出業者、輸入業者が参加した。

「多くの仕事の大部分が自動化の対象となり、少数の仕事は完全に自動化されるという証拠が示されています」

自動化は農業に大きな影響を与え、農薬散布する労働者に代わってドローンが使われるという。
 「変化する雇用需要に対応する教育の必要があります。スキルは魔法の言葉です」

将来的には多くの労働者を必要としないため、どの国でもロボットが運営する工場を設置するだろうと予測した。

その他、ブロックチェーンやシミュレーション、クラウドコンピューティング、3Dプリンティング、アダプティブマニュファクチャリング、ヒューマンマシンコラボレーション、音声処理、センサー、ビッグデータ、仮想・拡張リアリティなど、いくつかの新しい技術について話した。

「今後3ー5年以内に、第4次産業革命がバングラデシュに影響を及ぼし始めるため、本当に注目する必要があります。今、学生たちに教育していかないと、彼らは道に迷ってしまいます」

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star May 1 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/60pc-rmg-workers-lose-jobs-2030-1737412
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #第4次産業革命 #衣料品労働者 #失職